SUWADAの爪切りとヤスリ

数年前に父への誕生日プレゼントとして、諏訪田製作所の爪切りとヤスリのセットを贈りました。SUWADAのニッパータイプの爪切りの評判が大変良いことを知ってはいましたが、詳しいことはよく知りませんでした。デパートで値段を見てためらいましたが、販売員の方は、作業工程・切れ味の良さ・アフターサービスの良さなど丁寧に説明をしてくれました。

日常使いのものほど良いものを持ちたい、と考えていたところだったので、誕生日プレゼントにはちょうどいいと心惹かれました。でも、高齢の両親はだんだんと新しいものを受け入れるのを面倒がるようになっていました。「今あるので良い。」というのが口癖になっており、私はそれを聞くたびに寂しい気持ちになっていました。

そんな不安や寂しい気持ちを販売員の方に話すと、ご友人の話をしてくれました。ご友人の両親は高齢でベッドで寝ていることが多くなったそうですが、ご両親の爪を切ってあげる時にSUWADAのニッパー型爪切りを使っているという話です。切れ味が良いので安全に切ってあげることができるとのことでした。その話を聞いて購入を決めました。

半年前に母が「足の爪を切ってくれるかしら。手が届かなくなっちゃって、、、」と言ってきました。SUWADAの爪切りで切ったあと、ヤスリで整えてあげるととても喜びました。気を良くして、父の足の爪も切ってあげました。ああ、そういう時期になってきたのだな、と感じました。

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この記事を書いた人

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本間 季里

産業医、伝え方コーチ、ストレングス・コーチ

大学卒業後、小児科医・免疫学の基礎研究者を経て、2017年より、世代の違い・価値観の違い、利害の対立など、葛藤や緊張を伴う難しい関係性のなかで、それでも妥協点を見つけて協調していくための伝え方を提案し、個人と組織の両方にアプローチできる産業医・伝え方コーチとして活動中。

セッション数は7年間でのべ3000回以上、これまで300名を超える方々に伝え方の講座や研修を提供し、満足度が90%以上です。

資格:医師・医学博士・日本医師会認定産業医
NPO法人アサーティブジャパン会員トレーナー

Gallup認定ストレングス・コーチ

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