感情に、『良い、悪い』はない。人が『良い、悪い』をジャッジする。

こんにちは、ストレスマネジメントのオフィス Esteemです。

私たちは日々、色々な感情を抱きます。感情そのものに良い、悪いはない、と聞いて、どのように感じるでしょうか。日常の会話の中で、私たちは「良くない感情」「良い感情」「ダメダメな感情」などと使います。
だいぶ前に、「湧いてくる感情そのものには良い、悪いはない。」と言われて、はじめはよくわかりませんでした。よく来てみると「良いとか悪いとか判断して色分けするのは私達人間なんです。」と言われ、そういうことかと驚きました。

通常、感情が湧くのとほぼ同時に「良い、悪い」の色分け、レッテル貼り、判断をしてしまうので、両者が別の作業から成り立っているのだということになかなか気づかないものだな、と思ったものです。その結果、良い感情、悪い感情などと、湧いてきた感情そのものを振り分けてしまうのですよね。

瞬間的に湧き上がってくる感情そのものは、単なる感情。良いとか悪いとかいちいち判断したりレッテルを貼ったりせずに、「ああ、今私はそう思っているんだな。」と受け止めるにとどめてみませんか?

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この記事を書いた人

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本間 季里

産業医、伝え方コーチ、ストレングス・コーチ

大学卒業後、小児科医・免疫学の基礎研究者を経て、2017年より、世代の違い・価値観の違い、利害の対立など、葛藤や緊張を伴う難しい関係性のなかで、それでも妥協点を見つけて協調していくための伝え方を提案し、個人と組織の両方にアプローチできる産業医・伝え方コーチとして活動中。

セッション数は7年間でのべ3000回以上、これまで300名を超える方々に伝え方の講座や研修を提供し、満足度が90%以上です。

資格:医師・医学博士・日本医師会認定産業医
NPO法人アサーティブジャパン会員トレーナー

Gallup認定ストレングス・コーチ

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