産業医、伝え方改善コーチ、ストレングス・コーチ
大学卒業後、小児科医・免疫学の基礎研究者として国立大学医学部で働くなかで、患者と 主治医、上司と部下、先輩と後輩の関係性の難しさ、特にお互いに目指すところは同じは ずなのに、言いたいことがうまく伝わらずにすれ違い、その後もずっと関係が悪化したま まになってしまう残念な場面にたくさん出会いました。
私ならどんな言葉をかけるのか、どんな伝え方をするのかを日々考える中で、自分も相手 も大事にするコミュニケーションであるアサーティブやコーチング、強みを活かすストレ ングス・コーチングなどを学びました。そのなかで、伝え方は決して性格ではなく、相手への 向き合い方のマインドの部分と、どのように伝えるのかというスキルの部分があり、 ちょっとしたコツを知ることで、伝え方は改善することができること、それにより周囲と の人間関係が劇的に改善することを私自身が実感しました。
人間関係が原因で心身の調子を崩している方を個別にサポートする一方で、職場に伝え方改善のスキ ルを具体的に提案し職場環境改善することを目的に、2016年に大学を退職して、企業の産業医 となりました。加えて、伝え方の講座や研修、パーソナル・コーチングも行い、これまで300名を超える方々に、伝え方のコツと相手との向き合い方をお伝えしています。特に 講座や研修は、系統だった実践的な内容で毎回、満足度が90%以上と好評を頂いていま す。
資格:医師・医学博士・日本医師会認定産業医・NPO法人アサーティブジャパン会員ト レーナー・Gallup認定ストレングス・コーチ