本間季里
- 産業医
- 伝え方コーチ
- ストレングス・コーチ

人とのつきあいかたに悩んで消耗する人が少しでも減ってほしい。その思いで日々の活動を行っています。皆さんが人間関係で消耗することなく、本当に大切な仕事・家族・自分の 人生を豊かにすることにエネルギーを使えることをめざしています。2017年から、コミュニ ケーション・伝え方の考え方やトレーニング、クリフトン・ストレングス®を用いたストレ ングス・コーチングを行っています。 個人向けには個別のコーチング・プロ グラム、組織 向けには各種研修という形で提供しています。
なぜ、「人とのつきあいかたに悩んで消耗する人を減らす」ことを仕事に選んだのかと言い ますと、理由は私が子供の頃にさかのぼります。
私自身がこどもの頃から、おどおどと周囲の人の顔色を見て、言葉の一つ一つに過剰に反応 して、人間関係でいつもエネルギーを使い果たし、消耗していたからです。
そのため、他のことが何もできずにおとなになりました。内面は自信がなく、子供らしくや りたいことをやってみた経験もなかったため、自分が何をしたいのか、何が望みなのかもわ かりませんでした。
人間関係で消耗する原因は、私の場合は母の存在でした。私がいくら心を砕いても、そんな こととは関係なく母は不安定で、家庭内がギスギスした雰囲気になっていました。段々と私 は自分がどんなに頑張っても無駄なんだと無力感に苛まれるようになり、自分の居場所はどこにもないと考えるようになりました。
おとなになってもその思いは変わらず、解決する方法も見いだせず、ただ現実逃避のために仕事に邁進しました。私の生活は、仕事をしているか、酔って寝ているかの2つの時間しか ありませんでした。仕事に邁進していたのである程度成果を出すことはでき、自分の心と他 人から見える自分とのギャップにますます苦しんでいきました。
そんなとき、自分のためにと学び始めたのが、
- コミュニケーション方法の一つであるアサーティブ、
- 対人コミュニケーションの一つとしてのコーチング・スキル、
- 自分の強みを知り、それを生かしていくためのストレングス・コーチング
でした。
特にアサーティブは、人との対等性や自分に誠実であることなどを学び、初めて自分の居場 所があるという実感を持てるようになりました。人間関係の捉え方もシンプルになりまし た。今では他人から見えている私と、自分自身が認知している私のギャップはほとんどなく なりました。ここまで来るのに本当に長い道のりでした。
その過程で、エネルギーは限りあるもの。私ほどでなくても、そのエネルギーの多くを人づ きあいのために使って消耗している人がいかに多いことか。人づきあいに使っているエネル ギーを、本当にしたいことに向けることができれば、もっと幸せを感じられるのではないか と考えるようになり、コミュニケーション・伝え方の考え方やトレーニングを提供する今の 仕事をはじめました。企業内では、産業医という形でメンタルヘルス向上の観点で協力もし ています。
私はじっくりと時間をかけてお客様と関係を作って仕事をさせていただいています。という のも、そのひとのコミュニケーションのとり方・伝え方は、その人の生きてきた歴史そのも のなので、それを変えていくのには時間がかかるものだからです。
自分のコミュニケーションのとり方・伝え方を変えることで、周囲との人間関係に変化が起 きていきます。そのスキルは一生モノ。私と一緒にその一歩を踏み出しませんか?
【実績】
- 個人セッション:のべ3000回以上
- 組織研修:400名以上、満足度90%以上
- 産業医:IT企業、サービス業、教育関連業、建設業、総合電機業、流通業、学校 法人など10数社。
【資格】
- 医師・医学博士・日本医師会認定産業医
- NPO法人アサーティブジャパン会員トレーナー
- (一社)コーチングプラットフォーム認定コーチ
- Gallup認定ストレングス・コーチ