課長の指導で体調を崩した若手社員
若手社員の小出さん(仮名)が体調を崩し、休みがちになりました。産業医面談で話を聞くと、上司の出雲課長(仮名)や先輩からの指導が細かく、詰められているようで、段々と辛くなってしまったとのことでした。
その指導を部長は?
ところが、上位の米沢部長(仮名)に職場の様子を尋ねると、こんな答えが返ってきました。
「出雲課長は熱心に指導してくれています」
別のケースでも、似たようなことがありました。
別のケースでも
上司や先輩から日常的に突き放した言い方をされ、萎縮してしまい、質問ができなくなった若手社員がいました。質問できなければ仕事は覚えられない。そのことを上位の上長に伝えると、
「彼の先輩や上司は、共感しつつ寄り添って、とても丁寧に指導しています。私が見聞きした範囲では、本当に丁寧で熱心です」
という言葉が返ってきました。
真実は人の数だけある
同じ状況を見ていても、受け取り方はまったく違う。「真実は人の数だけある」と実感するのは、こういう瞬間です。
小出さんは「詰められている」と感じている。
出雲課長は「早く成長してほしいから、改善するまで手を緩めずに指導している」と思っている。
米沢部長は「課長は熱心だ、それを受け入れられない若手の心構えがなっていない」と見ている。
三者三様の「真実」がそこにある。
熱心かどうかを決めるのは一体誰?
指導が「熱心か」「丁寧か」を決めるのは、上位の管理職でも、指導している本人でもありません。指導を受けた本人です。
これはハラスメントの考え方と同じ。「そんなつもりはなかった」という言葉をよく聞きますが、受け取った側がどう感じたかが問題の出発点になります。指導も、まったく同じ構造を持っています。
そんなことを以前メルマガに書きました。結構反響があり、今回AIに解説してもらいました。
解説動画はこちら
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