
会社を設立したら税理士、行政書士、従業員を雇ったら社労士にお願いするように、社員の健康管理、働き方に関するプロは産業医。でも…


私がよく聞くのは
■そもそも質問しづらい
■質問すると怒られた
■ちょっと詳しく聞こうとしたら
嫌な顔をされた
■自分の専門のこと以外の話は嫌がる
こんな対応をされたら、かえって職場の雰囲気は悪くなってしまいます。
今まで社長が一人で対応してきた、従業員の健康管理、ハラスメントを含めた社内コミュニケーションの行き違いによるトラブル、それによる離職問題。
そもそも、社長自身の体とこころの健康状態は維持できていますか?









産業医と手を組んで、
事業を成長させていきませんか?
そのためには、社長と従業員双方と
程よい距離を保ち、定期的に
「どうですか?なにか話したいことないですか?」
と聞いてもらえる仕組み作りが大切です。
それは私たちが考える産業医としてのあり方です。
この仕組みがないと

そうなる前に、産業医の本間季里がお話を伺います。


※プライバシーの観点から写真、実社名は伏せさせていただきます。
・製造業A社
(ある部署の悩める部長)
「東日本大震災やコロナのとき、会社が緊急対応でものすごく忙しくなった。だから、従業員の体調にすごく気を使ったけれど、本音を言うと『自分の体調のことは誰が気を使ってくれるんだ??』という気持ちになった。そんな経験があったから、今回は早めに話を聴いてもらって、自分の体調を崩すことなく仕事ができたんです。」
・流通業B社
(経営企画部の部下とその上司)
上司「毎日、目の前の業務が忙しくて、部下から相談されても正直、問題解決に時間を割くことができずにいた。でも、産業医の本間さんが従業員の体調を判断し、間に立って上司である私に状況を知らせてくれたので、解決に向けて動き出すきっかけになった」
部下「話し切ることができて、それだけで体調が良くなった。上司に改めて相談する勇気も出た」



【事例】
社員の健康問題で揺れる会社と、社長の苦悩
〜タナカさんの厳しい指導が生んだ問題〜
入社6年目のタナカさん(仮名)は、会社の成果を引っ張るスーパー優秀な社員です。しかし、部下への態度が少し厳しすぎることで、周囲に影響を与えていました。
そんなタナカさんが、新人のタカハシさん(仮名)の指導員に。タカハシさんは「優秀な先輩から学べる!」とワクワクしていましたが、実際は違いました。
毎日浴びせられる厳しい言葉。
「なんでこんなこともできないの?」
「あ、これ以上言ったらパワハラだねw」
タカハシさんはついに体調を崩してしまい、人事部に相談。その結果、休職に入ることになりました。
このとき、ほとんどの社長がこう考えると思います。


タカハシさんの休職は、職場全体に波紋を広げました。 残された社員たちは彼の業務をカバーするため疲労が蓄積。 さらに、タナカさんの厳しい言動が原因で、次々と社員が体調を崩しました。
社長は、「これも仕事だ」と一人ひとりの相談に対応しましたが、その結果、自身の業務が後回しに。次第に夜も眠れなくなり、体調を崩してしまいました。
さて、この会社に産業医がいて、社長とこの問題について相談できていたら?
もし産業医がいれば、こんなサポートが可能です
社長の健康もケア
「社長が体調を崩したら、会社が立ち行かなくなりますよ。」
社員への指導
「タナカさんにはコミュニケーションの改善が必要です。面談を通じてサポートします。」
職場環境の改善
「タカハシさんのような社員が働きやすい環境を整えることが、会社の発展につながります。」
と、誰もが健康に働ける職場環境に向けてのアドバイスをくれる。
そして、休職や復職の体制づくりにも力を貸してくれました。
こうやって社長は産業医と二人三脚で問題に対応し、徐々に眠れるようになって体調も回復しました。
以降、社長は社員の心身の健康問題はまず産業医に相談すれば良い、という安心感が持てるようになり、会社の成長・業績に関する業務に集中できるようになりました。


プロフィール
少人数の会社でも産業医が必要な理由
産業医・伝え方コーチ:本間季里

「無駄な人間関係で悩むことなく、目の前の仕事に集中できる環境を作りたい。」 「社員一人ひとりが健康的に働き、会社が成長していける職場を目指したい。」
そんな経営者と社員のために、心身の健康を支える産業医として活動しています。
中小企業に産業医が必要な理由
「産業医は従業員50名以上の会社に必要」と思われがちですが、実は少人数の職場でも産業医が大きな役割を果たします。
少人数の職場だからこそ起こりやすい課題
- 業務の偏りによる疲労蓄積
- 人間関係の悪化が職場全体に波及
- ハラスメント問題の深刻化
- 社長自身の健康問題が経営に影響
少人数の職場では、社員一人ひとりが「かけがえのない存在」です。そのため、産業医のサポートによる健康管理や職場環境の改善が、会社の成長に直結します。
産業医としての役割は、単に健康問題の解決だけではありません。
「社員が安心して働ける職場環境」を作り出し、経営者が経営業務に専念できる環境を整えることが重要です。
産業医としての強み
私が大切にしているのは、以下の4つのアプローチです
- 傾聴:社員や経営者の話に真剣に耳を傾ける
- 質問:問題の本質を見極める的確な問いかけ
- アドバイス:具体的で実践しやすい解決策の提案
- 判断:医師として状況を的確に見極めたサポート
この4つを組み合わせ、多くの経営者や社員からこんな声をいただいています。
「話し切ることができて、それだけで体調が良くなった。」
「誰にも話せなかったことを初めて話せた。」
問題解決にとどまらず、職場や社員の良い点を見つけ出し、ポジティブなフィードバックを行うことで、経営者と社員を勇気づけています。
実績と経験
これまで10年以上にわたり、大企業から中小企業まで幅広い業種で産業医を務めてきました。以下はサポートさせていただいた企業の一例です。
- 株式会社日立製作所
- 国立大学法人長崎大学
- 大和ハウス工業株式会社 千葉支社
- イオン商品調達株式会社
- 株式会社schoo
ほか、多数の企業で産業医として活動。
私たちが目指すのは、経営者が安心して経営に専念でき、社員が心身ともに健康で働ける職場の実現です。
中小企業では、従業員数が50名に達しない限り産業医の選任義務がないため、産業医は不要と考えられがちです。しかし、少人数の企業でも、社員の健康管理や職場環境の改善に産業医のサポートが有益であることは多くの経営者が感じているはずです。
私たちは、企業規模に関わらず、経営者と社員の健康をサポートし、組織全体の活力を引き出すお手伝いをしています。
中小企業では、従業員数が50名に達しない限り産業医の選任義務がないため、産業医は不要と考えられがちです。しかし、少人数の企業でも、社員の健康管理や職場環境の改善に産業医のサポートが有益であることは多くの経営者が感じているはずです。
私たちは、企業規模に関わらず、経営者と社員の健康をサポートし、組織全体の活力を引き出すお手伝いをしています。
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