こんにちは、産業医の本間季里です。
勝ち負けにこだわる姿勢を感じたら
こんなことありませんか?
産業医として、時々難しい面談の場面があります。
相手が警戒心、猜疑心とともに「絶対負けないぞ」という気持ちを持っていることをひしひしと感じるとき。
日常では、上下関係がある場合に多いかもしれません。
上の立場の人間が「私は上の立場だ。面子を潰されたくない」と思っているとか。
下の立場の人の場合ですと「バカにされるものか」と緊張しているとか。
勝ち負けの土俵に乗らない
そういう空気を感じたら、こちらもついつい戦闘態勢になってしまいますね。
私自身、それで何回か失敗してきました。
今はこんなふうに考えています。
「相手が勝ち負けにこだわっているなと感じたら、早い段階で勝ち負けの土俵からいかに降りるかを考える」つまり、勝ち負けの土俵に乗らないということです。
具体的にははどうするか?
私は、相手から勝ち負けのこだわる空気を感じたら、早い段階で、この面談の目的を確認し、
「同じ目的ですね」
「良かったです。安心しました!」などの言葉を伝えるようにしています。
目的は同じですね、と伝える
これはすなわち、なにかを責めたり攻撃する意図はない、同じ目的に向かって方向性は一致していると確認するということ。
相手の矢の向きを変える、そんなイメージです。
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