【メルマガから】伝える前から、自分で勝手にディスカウントしない

こんにちは、産業医の本間季里です。

あなたは、相談の時間が欲しいと同僚に言うとき、本当は「久しぶりに話をするのだし、雑談も出るだろうから1時間は欲しいな」と思っているのに、実際には「30分ほどで良いので」と言ってしまうことってありませんか?

あるいは実母の介護ヘルパーの人に「介助を毎日お願いしたい」と思っているのに、申しわけない気持ちも働き、「週2日でいいので」と言ってしまうことってありませんか?

要望のディスカウント

このように「1時間は無理」とも言われていないうちから、勝手に要望の内容を下げてしまう。
実母の介助を毎日はちょっと難しいとも言われていないうちから、勝手に週2回で、と要望の内容を下げてしまう。

これを私は要望のディスカウントと呼んでいます。

決めるのは相手

本当は1時間時間をもらってゆっくり話をするのは無理なのか、介助は週2回しか無理なのか。
それを決めるのは相手のはず。

無理と言われたら「では、どのくらいなら良いのか」を話し合えば良い。
私達がよくやってしまう、「勝手に要望をディスカウント」に付いて考えてみたものです。

まずは100%の要望を伝えてみよう

あなたは要望を勝手にディスカウントしていませんか?まずは、自分の要望の100%を伝えてみて良いんですよ。
話はそれからです。

こういった様々なテーマのメルマガが、あなたの日常のちょっとした引っ掛かりを紐解くきっかけになるはず。

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この記事を書いた人

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本間 季里

少人数の会社でも産業医が必要な理由
産業医・伝え方コーチ:本間季里

「社員一人ひとりが健康的に働き、会社が成長していける職場を目指したい」という理念のもと、心身の健康を支える産業医です。

少人数の職場では、産業医のサポートによる健康管理や職場環境の改善が会社の成長に直結します。そこで、従業員50人未満の会社の産業医業務に特に力を入れています。

私の産業医としての強みは、傾聴、質問、わかりやすいアドバイス、的確な判断の4つのアプローチを組み合わせ、経営者と社員の支援を行っています。10年以上の経験を持ち、日立製作所、長崎大学など、幅広い業種で産業医を務めてきました。

企業規模に関わらず、経営者が経営に専念でき、社員が心身ともに健康で働ける職場の実現を目指します。

資格:日本医師会認定産業医・医学博士
アサーティブジャパン会員トレーナー
コーチングプラットフォーム認定コーチ
Gallup社認定ストレングス・コーチ

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