【メルマガから】自分の責任にもサラリと触れておく

こんにちは、産業医の本間季里です。

あなたはこんなことありませんか?

あなたは仕事で、ある文書を作成しています。作成途中で何度も、上司を含めたチーム内で検討を重ね進めてきました。
それにも関わらず、8割方出来上がったところで、上司が根本的な大きい修正を言い出しました。
ほとんど最初からやり直しに近い事態になってしまいます。あなたは暗澹とした気持ち、やりきれない気持ちになりました。

さて、こういうときにどうしたら良いのでしょうか?

あなたはもちろん、残業をしまくってでも文書の作成を最初からやり直すことでしょう。
もちろん、釈然としない気持ちを抱えながら。

「ひどいよね」と上司のことを恨む気持ちも当然生まれるでしょう。
でも、多くの上司は「だって仕方がないじゃない。仕事ってそういうもの」と押し切ります。

本当にそうでしょうか?

早い段階で自分の責任に触れておく

私はこういうときこそ
「早い段階で自分の責任に触れておく」ということをおすすめしています。

たいていの出来事は、自分にも相手にも改善の余地はあるものです。特に今回の例では、進める段階で何度も上司を含めたチームで進めてきたという経緯があります。

ならば、上司も一言、自分の責任に触れておく必要があります。例えば「私も気づいた時点で伝えておけばよかったですね」「もっと早い段階で説明をすべきでした」など。
それを伝えるか伝えないかで、相手の納得感が違ってきます。

納得するとかしないとか、何言ってんの!?と思ったあなた。
納得するから、気持ちよく動けるんです。

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ぜひお聞きください。

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この記事を書いた人

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本間 季里

少人数の会社でも産業医が必要な理由
産業医・伝え方コーチ:本間季里

「社員一人ひとりが健康的に働き、会社が成長していける職場を目指したい」という理念のもと、心身の健康を支える産業医です。

少人数の職場では、産業医のサポートによる健康管理や職場環境の改善が会社の成長に直結します。そこで、従業員50人未満の会社の産業医業務に特に力を入れています。

私の産業医としての強みは、傾聴、質問、わかりやすいアドバイス、的確な判断の4つのアプローチを組み合わせ、経営者と社員の支援を行っています。10年以上の経験を持ち、日立製作所、長崎大学など、幅広い業種で産業医を務めてきました。

企業規模に関わらず、経営者が経営に専念でき、社員が心身ともに健康で働ける職場の実現を目指します。

資格:日本医師会認定産業医・医学博士
アサーティブジャパン会員トレーナー
コーチングプラットフォーム認定コーチ
Gallup社認定ストレングス・コーチ

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