対面の研修は少し怖い。でも参加者の反応が直に伝わってきます。舞台の経験はありませんが、俳優さんの「怖いけれど、お客様の反応が直に感じられる」ってこんな感覚なのかな、と思います。
「彼氏はいるの?」でググググッ
先日のLGBTQ研修。空気がぐっと変わったのは、前提と呼び方の話でした。
女性に向かって「彼氏はいるの?」。さて、これのどこが違和感でしょうか?
少し考えればわかることですが、気を許しているとついついうっかりしてしまうこと。
女性の恋愛対象が男性とは限りません、ということなんです。
女性の配偶者も男性とは限らない。
だから私は性別を問わない「パートナー」を使っています。と言ったところで、参加者がググググッと前のめりに。
「これはまずいですか?」と聞きたくなるとき
次々に手が上がり「これはまずいですか?」と質問が出るのは、ハラスメント研修と同じ。「私は指導だと思っているのですが」と聞きたくなるのは、自分の中に不安があるからではないでしょうか。だから私は、ハラスメントともそうでないとも答えません。その時もそうでした。お墨付きはなし。
不安になることには、近寄らない
「不安になるような、自分に言い訳が出てくるようなことには近寄らない。言わない」これが私の答えです。
あなたの周りにも、空気を読んで声に出さないだけの人がきっといます。「言ってくれなきゃわからない」は、ここでは当てはまりませんよね。不利益が怖いから黙っていて、異性愛が前提の会話に人知れず傷ついていたはずなんです。
謙虚さを持ち続けることしかできない
気をつけていても誰かを傷つけているかもしれない。その謙虚さを持ち続けることしかできませんが、それがいちばん大事なのだと思います。
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