ハラスメントの定義

こんにちは。伝え方改善コーチの本間季里です。あなたのコミュニケーションをより良くするために、あなたの性格を変えるのではなく、伝え方を変えるサポートをします。頭でわかった、ではなく、実際にやれるまでしっかり寄り添います。

「ハラスメントって難しいですよね。どこまでがセーフで、どこからがハラスメントなのか?」という話をよく聞きます。ハラスメントを気にするため、言うべきことも言えなくなってしまっている、という話もよく聞きます。私は根が単純なので「私はそんなのは簡単だと思っていますよ。相手を尊重しているか否か、その一点だと思います」とお答えしています。


例えば職場で急に残業をお願いしなくてはならない場合、「だって仕方ないでしょ」「当然、残業するでしょ」という向き合い方ではなく、相手にもNoという権利はある、ということを前提で理由を話してお願いしてみたらどうでしょう。そうお話すると、「そんなこと言ったら誰も彼もNoって言って仕事が進むはずありませんよ。だれも残業なんてしたくありませんからね」と反発されることも少なくありません。


本当にそうでしょうか?実は、残業を頼まれる部下の多くは、その仕事を今しなければならない理由は理解しているものです。ただ、当たり前のように言われると人間は反発したくなるもの。あなたにも心当たりがありませんか?


ですから、本当はNoと言われたくないそういうときこそ、「相手にはNoという権利があるのだから、断られる場合もある」と認識した上で、ていねいに話をしてみてはいかがでしょうか?ここで言うていねいとは、相手の下手に出たり、顔色をうかがったり、相手におもねったりすることではありません。対等な目線で、率直に、わかりやすく説明をして協力をお願いする、そういうことです。


「相手を尊重する」なんて曖昧な言い方じゃわからん、もっと具体的に言ってほしい!という声も時々いただきます。そういう方ははじめからわかろうという気がないか、抽象概念を自分なりに落とし込むのが苦手なのかもしれません。
そういう方はぜひ、伝え方改善コーチングにお申し込みください。あなたのお困りごとにカスタマイズして、わかった気がする、ではなく、やれる!やれた!というまで寄り添い、伴走します。

この記事を書いた人

アバター画像

本間 季里

少人数の会社でも産業医が必要な理由
産業医・伝え方コーチ:本間季里

「社員一人ひとりが健康的に働き、会社が成長していける職場を目指したい」という理念のもと、心身の健康を支える産業医です。

少人数の職場では、産業医のサポートによる健康管理や職場環境の改善が会社の成長に直結します。そこで、従業員50人未満の会社の産業医業務に特に力を入れています。

私の産業医としての強みは、傾聴、質問、わかりやすいアドバイス、的確な判断の4つのアプローチを組み合わせ、経営者と社員の支援を行っています。10年以上の経験を持ち、日立製作所、長崎大学など、幅広い業種で産業医を務めてきました。

企業規模に関わらず、経営者が経営に専念でき、社員が心身ともに健康で働ける職場の実現を目指します。

資格:日本医師会認定産業医・医学博士
アサーティブジャパン会員トレーナー
コーチングプラットフォーム認定コーチ
Gallup社認定ストレングス・コーチ

詳しくはこちらのプロフィールをご覧ください。