雨の日曜日

今日は一日雨です。雨音を聞きながら、今週のセミナーのプログラム作り、資料作りをしています。一つは学生向けにキャリア・パスの話、もう一つは介護施設で働く方たち向けにコミュニケーションの話です。

若い頃というのはどんな破天荒なことがもきるように思いがちですが、結構保守的で「寄らば大樹の影」的な選択をしてしまうことが多いように思います。経験を積み、よくも悪くもありのままの自分を受け容れることができるようになるからでしょうか、中年に差し掛かるとむしろ、自分が本当にしたかったことに向き合い、それを上手に自分の人生に取り入れていくことができるようになる人が多くなる気がします。少なくとも私の周りはそんなふうに見えます。

私自身も、あっちに行ったりこっちに行ったりしながら、自分と向き合い、今の場所にたどり着きました。今回の学生向けのキャリア・パスの話は、そんな私だからこそ来た話です。医師として、必ずしも臨床一筋ではなく、基礎研究に打ち込んだり、フリーランスとして働き始めたり、その時その時の選択の経緯を話してほしいということです。

これは、自分の人生を整理し直すことでもあります。学生との間にどんな化学反応が起きるか、楽しみです。

 

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本間 季里

少人数の会社でも産業医が必要な理由
産業医・伝え方コーチ:本間季里

「社員一人ひとりが健康的に働き、会社が成長していける職場を目指したい」という理念のもと、心身の健康を支える産業医です。

少人数の職場では、産業医のサポートによる健康管理や職場環境の改善が会社の成長に直結します。そこで、従業員50人未満の会社の産業医業務に特に力を入れています。

私の産業医としての強みは、傾聴、質問、わかりやすいアドバイス、的確な判断の4つのアプローチを組み合わせ、経営者と社員の支援を行っています。10年以上の経験を持ち、日立製作所、長崎大学など、幅広い業種で産業医を務めてきました。

企業規模に関わらず、経営者が経営に専念でき、社員が心身ともに健康で働ける職場の実現を目指します。

資格:日本医師会認定産業医・医学博士
アサーティブジャパン会員トレーナー
コーチングプラットフォーム認定コーチ
Gallup社認定ストレングス・コーチ

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