静謐:伊勢神宮

年始の奈良でのワークショップを終え、帰りに紀伊半島の反対側に回って伊勢に寄ってきました。久しぶりに静謐という言葉を実感してきました。

こんにちは。産業医・伝え方コーチの本間季里です。世代の違い・価値観の違い、利害の対立など、葛藤や緊張を伴う難しい関係性のなかで、それでも妥協点を見つけて協調していくための伝え方をご提案します。「頭でわかった」ではなく、実際にやれるまでしっかり寄り添います。

海岸線はリアス式とでも言うのでしょうか?入り組んで無数の小島が見えました。

長崎の九十九島を思いだすなあ。九十九島も無数の小さな小島があり、その景観がとても美しいものでした。

島に着いたときは、風は強くとても寒かったのですが、ちょうどきれいな夕暮れ時。あたふたとスマホを探している間にどんどん空の色は変わっていき、たいそう焦りましたがやっとパシャリ。

翌日は伊勢神宮へ。まず、伊勢神宮がとても詳細なホームページを公開していることにびっくりしました。リンクはこちら↓

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このホームページでざっくりと把握してからいざ出発。今回は時間の関係で外宮のみしか行けそうにありません。

平日だと言うのに、駐車場はもういっぱい。こんなに沢山の人が参拝に来ているのか!とちょっとびっくり。日除け橋を渡っていよいよ域内へ。

静謐という言葉がピッタリです。よく聞く言葉ですが、一歩足を踏み入れた途端に「空気が違う」「ひんやりしていて温度が1〜2℃下がった気がする」「ぴんと張りつめた空気感」というものを感じました。

自然と背筋が伸びる、自然と襟を正すようになる、そんな感じ。こういうのを静謐というのか・・・

正宮、別宮にお参り。正宮の隣には2013年まで正宮があった古殿地があって、次の遷宮ではこちらに正宮が移されるはずです。本当に隣りにあるんだ・・・と、ぼんやりとしか考えていなかったので少し驚きました。

正宮だけでなく別宮も移すということなので、あまり目立ちませんでしたが別宮の隣にも同じ大きさの敷地があったようです。

前回の式年遷宮のときはテレビで見ているだけでした。そのときはまだ両親も存命で、家族3人でその様子を見ていました。もうあれから10年近く立つのですね。表からは見えませんが、そろそろ次の式年遷宮に向けての準備が始まっているに違いありません。

でも、参拝する私達は、ついつい襟を正して静かな気持ちで詣でてしまいます。

参拝の後、赤福を買いましたが、ずっと前から赤福って一つがこんなに大きかったっけ??昔、よくお土産で赤福を頂きましたが、もっと一つ一つが小さかったような??私の記憶ってどうなっているんだ?と首を傾げながら帰りの高速へと急いだのでした。

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この記事を書いた人

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本間 季里

産業医、伝え方コーチ、ストレングス・コーチ

大学卒業後、小児科医・免疫学の基礎研究者を経て、2017年より、世代の違い・価値観の違い、利害の対立など、葛藤や緊張を伴う難しい関係性のなかで、それでも妥協点を見つけて協調していくための伝え方を提案し、個人と組織の両方にアプローチできる産業医・伝え方コーチとして活動中。

セッション数は7年間でのべ3000回以上、これまで300名を超える方々に伝え方の講座や研修を提供し、満足度が90%以上です。

資格:医師・医学博士・日本医師会認定産業医
NPO法人アサーティブジャパン会員トレーナー

Gallup認定ストレングス・コーチ

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