春の庭の草花に思うこと

今年の2月は暖かな日が多かったので、家の庭の草花の成長が早く感じられました。2月の後半から3月にかけて、あっと気づくと一斉に花が咲いていることに気づく、そんなことが何度もありました。福寿草、スイセン、クリスマスローズ、、、そういう草花を見ていて、人間と同じ、と思いました。

仕事柄、毎日たくさんの人と話をしますが、中には気持ちが沈んでいる人や疲弊している人もいます。そういう人は一見すると力を失っているように見えるかもしれません。が、何度か話を重ね、思いを吐き出した後は、周囲の状況や自分の気持ちを冷静に考え、自分の人生にちゃんと折り合いをつけて歩き出していきます。

土が冷たく固いうちは、すなわち気持ちに余裕がないうちは、土の中から芽が出ることはできませんが、冷たく固い土が少し緩んでくると、ゆっくりと土を割って芽が頭をもたげてくる様が、早春の草花に重なります。

そういう場面に出会うたび、どんな人にも本来その人の中に力が備わっていることを再認識するのです。

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本間 季里

少人数の会社でも産業医が必要な理由
産業医・伝え方コーチ:本間季里

「社員一人ひとりが健康的に働き、会社が成長していける職場を目指したい」という理念のもと、心身の健康を支える産業医です。

少人数の職場では、産業医のサポートによる健康管理や職場環境の改善が会社の成長に直結します。そこで、従業員50人未満の会社の産業医業務に特に力を入れています。

私の産業医としての強みは、傾聴、質問、わかりやすいアドバイス、的確な判断の4つのアプローチを組み合わせ、経営者と社員の支援を行っています。10年以上の経験を持ち、日立製作所、長崎大学など、幅広い業種で産業医を務めてきました。

企業規模に関わらず、経営者が経営に専念でき、社員が心身ともに健康で働ける職場の実現を目指します。

資格:日本医師会認定産業医・医学博士
アサーティブジャパン会員トレーナー
コーチングプラットフォーム認定コーチ
Gallup社認定ストレングス・コーチ

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