オンラインセミナー「マウント取られても頭が真っ白にならない考え方」開催しました

1月27日(土)土曜日の午後に、オンラインセミナー「マウント取られても頭が真っ白にならない考え方」を開催しました。

こんにちは。産業医・伝え方コーチの本間季里です。限りあるエネルギーを本当に大切なことに使うためのコツをお伝えしています。中心はコミュニケーションや上手な時間管理・習慣化。

特にコミュニケーションでは、世代の違い・価値観の違い、利害の対立など、葛藤や緊張を伴うなかでも協調していくための伝え方のコツをご提案しています。「頭でわかった」ではなく、実際に身につき日常で使えることを目指します。

マウンティングされて頭が真っ白

たいていの人が、マウンティングされて悔しい思いをしたことがありますよね。

「何も言い返せなかった」

「頭が真っ白になっちゃった」

「あとになって考えたら、ああ言えばよかった、こう言えばよかったって思うのに、その場では言われっぱなし。ああ、悔しい」

時々、「私は言うことははっきり言っているので、ストレス貯まることはありません」という人がいます。「おお、立派だ!」と思っていると、セミナー終了時に、「私がストレスたまらないと思っていたのは、自分の言い分をただ相手にぶつけていたからだって気づきました。相手は不快だったでしょうねぇ」という場合もあります。

マウンティングされて悔しいからって、言い返してあなたのほうが上だということを思い知らせようとするのは得策ではありません。

なぜなら、それはあなたがマウンティングすることになるからです!マウンティング合戦は更に相手に火をつけるだけ。

マウンティングする人をやめさせようとするよりも

マウンティングする人をやめさせようと努力するより、オンラインセミナーでは、自分がターゲットにならないことをメインにお話しました。

なぜなら、マウンティングする人は「どうしたってマウンティングする人」なのです。

落ち着くこと、堂々としていること、サラリと聞き流すこと(時には軽く相手を褒めること)の対応3ステップをお伝えしました。

頭が真っ白になっちゃうからこのセミナーに来たのに、「まずは落ち着け、って・・・」と思われたかもしれません。でも、大切なことは、自分のついついやってしまうパターンに気づき、落ち着くこと。

気持ちはあとから付いてくるから、まずは気持ちはビビっていても、姿勢良く相手の目をまっすぐに見るという形から入るのもいいですね。

参加者のご感想

(加藤恵子様)

★セミナーご参加前にはどんな課題をお持ちでしたか?

迎合したり 忖度する自分が嫌でした。また上司が電話のやり取りを良く聞いていてはなれていてもそば耳を立てて観察されているようで。(あくまでもそう感じているだけだとは思いますが)小さくなっている自分がみじめで。

★セミナーに参加してどんな成果が得られましたか?

ロールプレイングが参考になりました。自信が無さげな場合とそうでない役割で、相手の受ける印象がこうも違ってくるものというフィードバックを受け、またその時のお相手の表情も自信なさげの時は「見透かされているような、大丈夫かしら?」だったのが自信ありげな場合は「すんなり受け入れられている」という表情が見て取れました。態度や雰囲気が自分をさせていたのだと気が付きました。

伝え方に興味がある方はぜひ、ご登録ください。読むだけで、伝え方に関する視点が増え、知らず知らずのうちにあなたの伝え方が変わっていきます。

産業医・伝え方改善コーチ・本間季里のメールマガジン

キンドル出版しました

産業医として、伝え方コーチとして、毎日たくさんの方の話を聞いてきた経験を元に、「自分が疲れない話の聞き方のポイント」についてまとめた本です。
相手の役に立ち、親身に寄り添うことで、温かい関係性を作りながらも自分が疲れずに関わっていくためのコツが書かれています。
特に、身につけるスキルよりも、手放すとうまくいく考え方に多くのページを割いて、わかりやすい事例とともに解説しました。

この記事を書いた人

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本間 季里

産業医、伝え方コーチ、ストレングス・コーチ

大学卒業後、小児科医・免疫学の基礎研究者を経て、2017年より、世代の違い・価値観の違い、利害の対立など、葛藤や緊張を伴う難しい関係性のなかで、それでも妥協点を見つけて協調していくための伝え方を提案し、個人と組織の両方にアプローチできる産業医・伝え方コーチとして活動中。

セッション数は7年間でのべ3000回以上、これまで300名を超える方々に伝え方の講座や研修を提供し、満足度が90%以上です。

資格:医師・医学博士・日本医師会認定産業医
NPO法人アサーティブジャパン会員トレーナー

Gallup認定ストレングス・コーチ

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