リーダーとしてのプレゼンス:WeCanLeadの月例勉強会で企画とファシリを担当!

産業医・伝え方コーチの本間季里です。

あなたは他人から見て、どんな風に見えていますか?

あなたは他人からどんな風に見られたいですか?

そのことを意識して振るまっていますか?

セミナーの企画とファシリテーション

9月20日(金)20:00から、医療界での女性リーダーを増やす活動をしているWeCanLeadの月例セミナーで、私が企画・ファシリテーションをしました。

テーマは「リーダーとしてのプレゼンス」。私はずっと昔からこのテーマはとても大切だと思っていたので、企画を依頼されたとき迷わずこのテーマを選び、講師はこの方!とすぐに決めました。Unleash(アンリーシュ)〜コーチング&イメージコンサルティング〜 代表の遠藤 律コーチです。

プレゼンスとは、存在感や影響力のこと。すべての人が周囲の人へ、何らか影響を及ぼしているもの。特にリーダーであれば、その影響力は大きいものです。そんな話からセミナーは始まりました。

十分な実力はあるのに見合った評価をされていない人、それほどでもないように見えるのに引き立てられる人。その違いはなにかということが気になっていた遠藤律さん。その要素の一つがプレゼンスだったということなんですね。

プレゼンスの4要素

プレゼンスの要素は、①身だしなみと装い、②立ち居振る舞い、③コミュニケーション、④あり方、だそうです。でも、前提があるんです!!まず、中身が重要なのは言うまでもない!その上で、中身をより引き立たせるためのプレゼンス。

身だしなみと装いは付け焼き刃でもなんとかなるかもしれないけれど、あとの3要素は付け焼き刃じゃどうにもならないなぁ・・・やっぱり普段からの意識の積み重ねが大事なんだなあ。

私の専門で言うと、コミュニケーションのところが特に興味を持ちました。

「人の行動が変わるのは心が動いたとき」ほんと、そのとおりだな。そのためには単に情報を伝えるのではなく、そこに思いやストーリーをプラスして伝えるのが大事とのこと。

特に仕事の場では単なる情報伝達をすること=コミュニケーションという風に捉えられがちなので、気をつけないといけないですね。

プレゼンスはチャンスを引き寄せる

いや、特にガビーンとショックだったのは、「プレゼンスはチャンスを引き寄せる」ということ。そりゃそうです。同じくらいの実績、同じくらいの実力の人なんかごまんといる。

似たような実力の人が並んでいたら、誰だって清潔感があり、姿勢が良くて頼りになりそうな印象の人を選ぶのは道理です。第一印象は2秒で決まると言われているという話にはまたまた、ガビーーン。これは行き過ぎるとルッキズムにつながってしまいますが、自分が無理のない範囲でできることはやっていくのが良いのではないでしょうか。

自分の実力を正当に認められるために

今の世の中、昔に比べればずいぶんといろいろな部分が改善はされてきているとは思う。でも、男女問わず、自分の実力を実力通りに評価されることのほうが少ない。なにも実力以上に評価される必要はないけれども、せめて実力通りには評価されたいと私自身ずっとそう思ってきた。プレゼンスを取り上げた理由もここにありました。

少しでも実力を正当に評価されるために、自分にふさわしいプレゼンスを意識することは大切です。プレゼンスは見た目だけじゃない。見た目や装いは要素の一つ。できる範囲で4つの要素を意識していくことの大切さを考えさせられました。

この記事を書いた人

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本間 季里

少人数の会社でも産業医が必要な理由
産業医・伝え方コーチ:本間季里

「社員一人ひとりが健康的に働き、会社が成長していける職場を目指したい」という理念のもと、心身の健康を支える産業医です。

少人数の職場では、産業医のサポートによる健康管理や職場環境の改善が会社の成長に直結します。そこで、従業員50人未満の会社の産業医業務に特に力を入れています。

私の産業医としての強みは、傾聴、質問、わかりやすいアドバイス、的確な判断の4つのアプローチを組み合わせ、経営者と社員の支援を行っています。10年以上の経験を持ち、日立製作所、長崎大学など、幅広い業種で産業医を務めてきました。

企業規模に関わらず、経営者が経営に専念でき、社員が心身ともに健康で働ける職場の実現を目指します。

資格:日本医師会認定産業医・医学博士
アサーティブジャパン会員トレーナー
コーチングプラットフォーム認定コーチ
Gallup社認定ストレングス・コーチ

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