経営者・人事・総務担当者必見!これからは健康経営だ1:すでに社内にはリソースがある!

産業医・伝え方コーチの本間季里です。

健康経営という言葉を知っていますか?

健康経営という言葉、知っていますか?

●健全な経営をすること?

●収支が赤字ではなくて黒字になるように経営すること?

●法律を単に守るだけでなく、倫理的にも正しい経営をすること?

そうですね。健康という言葉と経営という言葉がなかなかしっくりと噛み合わないためか、健康≒健全と置き換えて理解する方もいるかも知れません。

健康経営とは?

経済産業省によると、健康経営とは、従業員の心身の健康管理を経営的な視点で考え、戦略的に実践することと定義されています。

そう、文字通り従業員の健康管理の話なんですね。2017年頃からこの概念が広がり始めました。

過去の健康経営に関するブログはこちらから

↓  ↓  ↓  ↓

https://kiri3.com/archives/4180

健康管理なら既にしているよ!

と思った方も多いのではないでしょうか?そうなんです。例えば法律に則って行う健康診断はこれまでも行われてきました。健康経営とこれまでの健康診断となにが違うのでしょうか?

これまでの健康診断は従業員に対する福利厚生という位置づけでした。しかし、健康経営は違います。単に従業員の健康管理が福利厚生ということではなく、積極的に経営施策として取り込んでいこうというものです。

心身共に健康な従業員→一人ひとりの生産性が向上→会社の生産性が向上→企業の業績アップ→企業価値の向上

こういうプラスの循環を目指しています。

あなたの会社にすでにリソースはある!

こう聞くと、「また新しい概念とやらを打ち立てて、新しいことをやろうっての??」とうんざりしている方も多いのではないでしょうか?

いえいえ、ご安心ください。これまで長い年月をかけてバラバラに社内で行ってきた施策というリソースがあなたの会社にはあるはず。そのリソースを並べて、健康経営という切り口で整理し直すだけでかなりの部分はカバーできるはず。

逆に言うと、そこで自社に足りない部分も見えてきます。いわゆる「見える化」ですね。

もし、カバーできない項目が多ければ足りない部分を補いモチベーションにもなります。

参考になるサイトは

↓  ↓  ↓

https://kenko-keiei.jp/

こちらのサイトでは健康経営優良法人制度の紹介をしています。申請書のサンプルも見られます。申請書のサンプルをみることで、どんな項目が必要とされているのか知ることもできますよね。

この記事を書いた人

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本間 季里

少人数の会社でも産業医が必要な理由
産業医・伝え方コーチ:本間季里

「社員一人ひとりが健康的に働き、会社が成長していける職場を目指したい」という理念のもと、心身の健康を支える産業医です。

少人数の職場では、産業医のサポートによる健康管理や職場環境の改善が会社の成長に直結します。そこで、従業員50人未満の会社の産業医業務に特に力を入れています。

私の産業医としての強みは、傾聴、質問、わかりやすいアドバイス、的確な判断の4つのアプローチを組み合わせ、経営者と社員の支援を行っています。10年以上の経験を持ち、日立製作所、長崎大学など、幅広い業種で産業医を務めてきました。

企業規模に関わらず、経営者が経営に専念でき、社員が心身ともに健康で働ける職場の実現を目指します。

資格:日本医師会認定産業医・医学博士
アサーティブジャパン会員トレーナー
コーチングプラットフォーム認定コーチ
Gallup社認定ストレングス・コーチ

詳しくはこちらのプロフィールをご覧ください。