好きで得意で人に貢献できることをどうやって見つけるか?

自分が得意なことを見つけましょう、ということがよく言われます。そのために様々な経験をしましょう、と。私は強みの資質を知り活かす、ストレングス・ファインダーに出会うまではそのことに疑いを持ったこともありませんでした。しかし、ストレングス・ファインダーを知った時、自分の得意なことはあまりに自然に日常的に使っているのでむしろ意識することさえもない、ということを知りました。まるで、呼吸をするかのように強みを使っているのです。これでは、自分で自分の強みに気づくなど至難の業ではないか、と思いました。

私は前職を一年前に退職して今の仕事にシフトしたのですが、実は退職する半年くらい前まで、何をするか全く決まっておらず、霧の中にいるような感じでした。結局、好きで勉強していた複数の事柄が「ストレスマネジメント」という言葉でうまくまとまり、するするとやることが決まっていきました。その時に「あ💡」と気づきました。「好きで得意で人に貢献できること」って、自分より周囲の人のほうが気づいているのではないかな、って。振り返ってみると、まさに今のような仕事が向いていると、10数年前から周囲の人に繰り返し繰り返し言われていたのでした。彼らは定年後の仕事としてアドバイスしてくれていたのですが、ずっと同じことを言われていたにも関わらず、それを本気にしなかったのは「私」でした。

だから自分が何に向いているのか、自分はどういったことで貢献できるのか、といったことは、自分で考えているより、周囲の人に見つけてもらうことが大事なのではないかな、と思う今日このごろです。近々、そんな集まりに参加する予定です。

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この記事を書いた人

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本間 季里

産業医、伝え方コーチ、ストレングス・コーチ

大学卒業後、小児科医・免疫学の基礎研究者を経て、2017年より、世代の違い・価値観の違い、利害の対立など、葛藤や緊張を伴う難しい関係性のなかで、それでも妥協点を見つけて協調していくための伝え方を提案し、個人と組織の両方にアプローチできる産業医・伝え方コーチとして活動中。

セッション数は7年間でのべ3000回以上、これまで300名を超える方々に伝え方の講座や研修を提供し、満足度が90%以上です。

資格:医師・医学博士・日本医師会認定産業医
NPO法人アサーティブジャパン会員トレーナー

Gallup認定ストレングス・コーチ

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