レモンの木、その後

こんにちは。コミュニケーションスキルと自分の強みを活かすことにより、ストレス軽減のサポートを行うストレスマネジメント・コーチの本間季里です。 

庭のレモンの木に数年ぶりに実がついたことに気づいたのが7月下旬、そこからずっと実が青いまま。今年は青いままなのだろうかと半ばやけっぱちになっていたところ、11月に入って少しずつ少しずつ黄色い部分が見えてきました。一ヶ月ほどかけて全体が黄色に。ああ、実がなって、熟していくのにはこんなに時間がかかるものなのだなあと、初めて気がつきました。 

今まで私はこのレモンの木の何を見ていたのだろう。毎年、実をつけたりつけなかったり。葉っぱが元気だったり虫食いがあったり。決して同じ年はなかったはずなのに、私の中にはろくにそれらの記憶がありません。いつも目の前に立っていたはずなのに、私はちゃんとレモンの木を見てはいなかったことに気づきました。 

人は見たいものを見たいようにしかしか見ない、とはよく言われることです。レモンの木と同じように、いつも身近にいる人のこともちゃんと見ているでしょうか。表情は元気そうか、それとも沈んで見える?そして自分のことは?ちゃんと自分に目を向けている? 

黄色い実をつけたレモンの木が私に語りかけているようです。 

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本間 季里

少人数の会社でも産業医が必要な理由
産業医・伝え方コーチ:本間季里

「社員一人ひとりが健康的に働き、会社が成長していける職場を目指したい」という理念のもと、心身の健康を支える産業医です。

少人数の職場では、産業医のサポートによる健康管理や職場環境の改善が会社の成長に直結します。そこで、従業員50人未満の会社の産業医業務に特に力を入れています。

私の産業医としての強みは、傾聴、質問、わかりやすいアドバイス、的確な判断の4つのアプローチを組み合わせ、経営者と社員の支援を行っています。10年以上の経験を持ち、日立製作所、長崎大学など、幅広い業種で産業医を務めてきました。

企業規模に関わらず、経営者が経営に専念でき、社員が心身ともに健康で働ける職場の実現を目指します。

資格:日本医師会認定産業医・医学博士
アサーティブジャパン会員トレーナー
コーチングプラットフォーム認定コーチ
Gallup社認定ストレングス・コーチ

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