「感情が入る余地がない仕事を進めていくのは、感情がある私達人間一人一人です」

こんにちは。伝え方改善コーチの本間季里です。あなたのコミュニケーションをより良くするために、あなたの性格を変えるのではなく、伝え方を変えるサポートをします。頭でわかった、ではなく、実際にやれるまでしっかり寄り添います。

タイトルの言葉は、私が基礎研究をしていたころに職場の上司に言った言葉です。ちょっとした行き違いがあり、私は上司に改善の要望を伝えていました。その際に、「気持ちとかなんとか、あなたは何を言ってるのか?私達がやっている基礎研究は、感情の入る余地のないものなんですよ」と上司が言いました。それに対して、「そのとおりです。私達がやっている研究成果は感情が入る余地はありませんが、そのデータを出しているのは感情を持った私達人間、一人一人なんですよ」と言ったのでした。

当時はマネジメントに感情を考慮するということは声高には言われていませんでしたが、どんな仕事も人が関わる以上、その関わる人の感情というものを考慮したマネジメントが大切だと私は考えていました。それは日々の大小のミーティングでどんな言葉をかけられるかによって、その人のパフォーマンスが上下するのを目の当たりにしていたからでした。

仕事は成果が大事で、どんなにそのプロセスで頑張ろうと結果が悪ければ意味がない。感情という個人的なことを考えるものではない。そういう意見もあるかも知れませんが、働く人の感情を大切にすれば「ここぞ」というときに踏ん張る力も出るものですし、助け合う関係性も出来上がっていきます。

感情の入る余地のない仕事だからこそ、その仕事に携わっている人たちの感情に目を向け、感情を大切に扱ってみませんか?

この記事を書いた人

本間 季里

企業、個人へのストレスマネジメントを行っている本間 季里です。小児科臨床医、免疫学の基礎研究者として合計26年、その後、新しい大学院教育の立ち上げなどに従事した間に、ストレスマネジメントの重要性を感じました。そこで、カウンセリング、コーチング、個人並びに企業への研修などを通じて、ストレスマネジメントを直接お伝えすべく、2017年1月にフリーランスとして独立しました。詳しくはこちらのプロフィールをご覧ください。