それは誰のための質問、会話ですか?

こんにちは。伝え方改善コーチの本間季里です。あなたのコミュニケーションをより良くするために、あなたの性格を変えるのではなく、伝え方を変えるサポートをします。頭でわかった、ではなく、実際にやれるまでしっかり寄り添います。

こんなことありませんか?                          部下がミスをした。いつもの部下らしくないミスだ。上司としては迅速にミスに対応するとともに、部下に話を聞かねばならない。話を聞いてもどうもはっきりした原因が浮かんでこない。自分の中で理解できるような理由が見つからない。ついつい、部下のちょっとした言葉を拾い上げ、「ということは、XXってこと?」と聞いてしまう。部下は下を向いたまま「XXって言われてもまあ、そうですかね。どうなんでしょう。とにかくすみませんでした」というばかり。上司から原因の報告を求められたら「わからない」では済まされない。「XXってことなんだね?」とイラっとして言ってしまう。その時あなたは、「よかった。XXってことなんだ」と納得する。

夫婦、親子、友人同士の会話でも同じようなことが起きていませんか?自分が納得して安心するための会話。

自分が納得したいためにする質問。何がしかの結論を出さないと落ち着かないので、なんとか結論らしきものを出そうとする会話。どちらも自分のための質問、自分のための会話になっています。でも、相手の気持ちは置き去りになっていませんか?自分が納得したいための質問をされているとき、相手にはそれが伝わります。「なんだ、こっちのことはどうでも良いんだ。あなたは自分のことだけが大事なのね」と思った経験はありませんか?それを感じた時、相手は心を閉ざします。特に問題解決をする場合には、相手が心を閉ざしてしまってはうまくいきませんよね。

特に問題解決の場では、「自分のための質問になっていないか?」を意識します。意識しさえすれば軌道修正は可能だからです。せっかく問題解決に向けて会話をするのだから、前進できるような会話の時間にしたいですよね

まだ、コミュニケーションの良し悪しは性格だと思っているのですか?
産業医・伝え方コーチが教える、
伝え方のスキル、マインド、考え方

無料メルマガ「伝え方ってそういうことだったんだ!」
登録はこちらから↓

まだ、コミュニケーションの良し悪しは性格だと思っているのですか?
産業医

伝え方コーチ
が教える、
伝え方のスキル

マインド
考え方

無料メルマガ
「伝え方ってそういうことだったんだ!」
登録はこちらから↓

キンドル出版しました

産業医として、伝え方コーチとして、毎日たくさんの方の話を聞いてきた経験を元に、「自分が疲れない話の聞き方のポイント」についてまとめた本です。
相手の役に立ち、親身に寄り添うことで、温かい関係性を作りながらも自分が疲れずに関わっていくためのコツが書かれています。
特に、身につけるスキルよりも、手放すとうまくいく考え方に多くのページを割いて、わかりやすい事例とともに解説しました。

この記事を書いた人

アバター画像

本間 季里

産業医、伝え方コーチ、ストレングス・コーチ

大学卒業後、小児科医・免疫学の基礎研究者を経て、2017年より、世代の違い・価値観の違い、利害の対立など、葛藤や緊張を伴う難しい関係性のなかで、それでも妥協点を見つけて協調していくための伝え方を提案し、個人と組織の両方にアプローチできる産業医・伝え方コーチとして活動中。

セッション数は7年間でのべ3000回以上、これまで300名を超える方々に伝え方の講座や研修を提供し、満足度が90%以上です。

資格:医師・医学博士・日本医師会認定産業医
NPO法人アサーティブジャパン会員トレーナー

Gallup認定ストレングス・コーチ

詳しくはこちらのプロフィールをご覧ください。