リモートで反応がないとき

こんにちは。伝え方改善コーチの本間季里です。あなたのコミュニケーションをより良くするために、あなたの性格を変えるのではなく、伝え方を変えるサポートをします。頭でわかった、ではなく、実際にやれるまでしっかり寄り添います。

オンラインで仕事をしたり、セミナーを開催したり、セミナーに参加することが多くなりました。なににせよ、選択肢が増えることは良いことですよね。

オンラインのセミナーや会議でファシリテーションや報告をしていると、相手の反応が今ひとつわからないから不安になる、という話をよく聞きます。

ではお聞きします!対面でのセミナーや会議のときは、そんなにはっきりと相手の反応があったのでしょうか?「出席しろと言われたから来ているだけ」と、参加者がつまらなそうにして無反応でいるセミナーや、「意見はないですか」と呼びかけても、シ〜〜〜ンとしている会議ってたくさんあったと思うんですけどね。

「いや、対面なら、ちょっと一言声かけたりもできるじゃないですか」と反論も来ますが。。。

そうかな?それって、あまりにもコロナ禍で環境が一気に変わったので、何でもかんでもリモートのせいにしていませんか?

まあ、それはさておき、私はファシリテーションをしたり、オンラインセミナーをするときに、一つ心がけていることがあります。

相手がどうであれ、自分は楽しそうに、はきはきと話をするということです。

私だってみなさんと同じ。相手のことが気になります。でも、気にし始めると、途端に軸がブレブレになって自信のなさが露呈して、余計に場の空気が悪くなってしまう。そんな体験を何度もしてきました。

そして、行き着いた結論は、「相手がどうであれ」自分は自分の仕事を楽しそうにするということです。相手の反応によって内容を変える、という場合はもちろん意味合いが違いますが、「みんなはどう思っているんだろう?」という様子見の場合なら、気にしないで楽しくすすめる。

それができりゃ、苦労はしないよ〜、という声が怒涛のように押し寄せてきそうですが、自分がブレブレで自信がないと、参加者はもっと不安になってしまいますものね。

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この記事を書いた人

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本間 季里

産業医、伝え方コーチ、ストレングス・コーチ

大学卒業後、小児科医・免疫学の基礎研究者を経て、2017年より、世代の違い・価値観の違い、利害の対立など、葛藤や緊張を伴う難しい関係性のなかで、それでも妥協点を見つけて協調していくための伝え方を提案し、個人と組織の両方にアプローチできる産業医・伝え方コーチとして活動中。

セッション数は7年間でのべ3000回以上、これまで300名を超える方々に伝え方の講座や研修を提供し、満足度が90%以上です。

資格:医師・医学博士・日本医師会認定産業医
NPO法人アサーティブジャパン会員トレーナー

Gallup認定ストレングス・コーチ

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