近所のプロフェッショナルその3ー家具修理職人リフー二 リプレイ・藤田勝さん

こんにちは。伝え方改善コーチの本間季里です。あなたのコミュニケーションをより良くするために、あなたの性格を変えるのではなく、伝え方を変えるサポートをします。頭でわかった、ではなく、実際にやれるまでしっかり寄り添います。

昨年は、庭に続いて自宅の内装を全面的にリフォームしました。間取りも変えて、広々と明るい家にしたのです。

リフォームに伴い、今後どんな生活をしたいのかという課題に向き合い、設計士の方に希望を伝え図面を引いてもらうわけですが、当然、何を残し何を手放すのかという問題にもガッツリ向き合わなくてはなりません。

当然悩みに悩んだわけですが、そのあたりのことは別の記事にまとめるとして、子供の頃から使っているダイニングテーブルと椅子のセット、応接セットの3人がけソファとひとりがけソファを死ぬまで使うぞ、という気持ちで手元に残すことにしました。

が、なにせ子供の頃から使っている家具なので、ダイニングテーブルの天板は傷だらけだし、ソファの座面の生地は破れて中のスポンジが飛び出している有様です。思い切って修理して気持ちよく使っていこう、と決心して、ネットで家具修理の店を色々と探しました。すると、自宅から車で20分くらいのところに、家具修理職人がいるではありませんか!それが、リフーニ リプレイの藤田勝さんでした。

お問合せフォームから用件を書いて送ったところ、一度家具を見てもらうことになりました。実際にお会いしてみると、他のプロフェッショナルの方と同様、聞き上手なんですね。なぜこの家具を手元に残しておきたいのか、私がその理由を話している間、楽しそうに相槌を打ちながら、時折ご自分の経験談を交えて、初対面なのに話が弾みました。

また、できることとできないことの境界がはっきりしているのも、頼む側にとっては安心できるところでした。単に安請け合いをしないということですね。家具の修理をお願いしよう、と心が決まりました。

しかし、一番大変だったのはソファの生地を選ぶこと。その際もたくさん助言をいただき、最終的にはサンプル生地をソファの背に何枚も乗せて、遠くから二人で眺めてああでもないこうでもないと言いながら決めていきました。こういうときも「もうこれはお客様のお好みですから」と言って、顧客側に全部判断を任せるというところもありそうですが、たくさんの経験を持っている専門家の立場からの助言をしてくれる人でないと、むしろこちらとしては孤独になって判断に困ってしまいます。

ダイニングテーブルの天板塗り直しに一ヶ月、ソファの座面張替えに2ヶ月要しましたが、先日ソファも納品され、生活の彩りが一つまた増えました。

そうそう、初めて自宅に家具を見に来たとき、帰りに庭を眺めながら「ていねいに作られていますね〜」と感心していました。私は「ミリ単位で調整をしたり削ったり、ということもあったみたいですよ。ほら、あそこの花壇のヘリ、右と左で高さが違うでしょ。あれは、、」と説明していると、「はい、見ればわかります。私も仕事柄、1ミリ単位のことが多いので、どうしてもそういうところに目が行っちゃうんですよ」と笑って話をしていました。職人同士、通じるものがあるんですね〜。

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特に、身につけるスキルよりも、手放すとうまくいく考え方に多くのページを割いて、わかりやすい事例とともに解説しました。

この記事を書いた人

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本間 季里

産業医、伝え方コーチ、ストレングス・コーチ

大学卒業後、小児科医・免疫学の基礎研究者を経て、2017年より、世代の違い・価値観の違い、利害の対立など、葛藤や緊張を伴う難しい関係性のなかで、それでも妥協点を見つけて協調していくための伝え方を提案し、個人と組織の両方にアプローチできる産業医・伝え方コーチとして活動中。

セッション数は7年間でのべ3000回以上、これまで300名を超える方々に伝え方の講座や研修を提供し、満足度が90%以上です。

資格:医師・医学博士・日本医師会認定産業医
NPO法人アサーティブジャパン会員トレーナー

Gallup認定ストレングス・コーチ

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