断食をしてみて感じたこと

5ヶ月ほど経ってしまいましたが、年明けに2度目の断食リトリートに行ってきました。実は昨年の夏に初めて断食を経験して結構散々な目にあったのですが、終わってみると自分の中で考え方の転換が起きていることに気づき、今回二度目の挑戦となったのです。場所は、伊豆高原のやすらぎの里です。

昨年夏の初めての断食リトリートで何が散々だったかというと、

1)初日に低血糖症状となって1日頭痛と吐き気がした。

2)長い間体を動かす習慣がなかったので、トレイルウォーキングについていけず、息も絶え絶えになった。

でも、3泊4日の断食から帰宅して以降、毎日ウォーキングをするようになり、ジューサーを買って野菜ジュースを飲むようになりました。今までの私からすると大きな変化でした。それも、頑張って運動を始めくちゃ、食生活を変えなくちゃと努力していたのではなく、あたかも昔からやっていたかのように変化が訪れたのです。それで、定期的にこういう時間を持つのは大切なんだなと気づき、二度目の断食となりました。

やすらぎの里では断食をしてお腹の中を一旦空っぽにする、そして体を動かしたり施術を受けて自分の体と向き合います。体をよく動かすことと、寝る前にたらふく食べるということがないのでぐっすりと眠れます。そして、運動やマッサージなど色々なメニューがありますが、どれも自由参加。その緩さ、個人の選択に任されているところも私には合っていました。

2回目の断食で得たこと、

1)「食事、睡眠、運動」のバランスがとても大事だということ。このことが生まれて初めて腹落ちしました。それで、定期的な運動やたっぷりの睡眠を心がけるようになりました。

2)半年間先延ばしにしていた気の重い案件があったのですが、相手がどういう受け取り方をしようとそれは相手の自由だから気に病むことはない、と自然に思え、解決への一歩を踏み出すことができました。

3)体重管理が目的の一つだったはずなのですが、気づくと何kg体重が減ったかをあまり気にしていない自分に気づきました。体に良いことをしていくこと、その先に体重減少があると考えられるようになりました。

4)断食から帰宅したあと、2週間ほど、睡眠アプリで測定している快眠度が90%を連日超え、質の良い睡眠が取れるようになりました。が、これは2週間ほどでじわじわともとに戻ってしまいましたが。

定期的に日常を離れて自分の体や健康に向き合う時間を持つことはとても大切なことですね。

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この記事を書いた人

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本間 季里

産業医、伝え方コーチ、ストレングス・コーチ

大学卒業後、小児科医・免疫学の基礎研究者を経て、2017年より、世代の違い・価値観の違い、利害の対立など、葛藤や緊張を伴う難しい関係性のなかで、それでも妥協点を見つけて協調していくための伝え方を提案し、個人と組織の両方にアプローチできる産業医・伝え方コーチとして活動中。

セッション数は7年間でのべ3000回以上、これまで300名を超える方々に伝え方の講座や研修を提供し、満足度が90%以上です。

資格:医師・医学博士・日本医師会認定産業医
NPO法人アサーティブジャパン会員トレーナー

Gallup認定ストレングス・コーチ

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