アンテナに僅かに引っかかるシグナルをその場で言葉に、一歩踏み込む勇気

こんにちは。伝え方改善コーチの本間季里です。あなたのコミュニケーションをより良くするために、あなたの性格を変えるのではなく、伝え方を変えるサポートをします。頭でわかった、ではなく、実際にやれるまでしっかり寄り添います。

会話をしていると、ふと感じることっていっぱいありますよね。「今、XXって言ったけど、どういう意味かな?」というような疑問、「へえ、今言ったこと良いな」という感覚、「言いたいことはわかる気はするけれど、具体的にはどういうことなのか、もっと知りたい」という好奇心。

こういうとき、一歩踏み込んでその場で聞いていますか?伝えていますか?大抵の場合、突っ込んで聞くこともなく、感じたことを相手に伝えることもなく会話が流れていっているのではないでしょうか?これはとても残念なことだと思うのです。せっかく会話を通してお互いに対する理解が深まるチャンス、知りたかったことを深く知るチャンスだったかもしれないのに、なんとなく会話が流れてしまう。あとで、ああ言えばよかったこう言えばよかったとちょっと後悔する。

逆の立場、すなわちいま話をしている人の立場になって考えてみると、「もう少し詳しく話そうかな?でも、これくらいのこと知ってるよ、と気を悪くされても、、、」と思って言葉を端折って話してしまう。何かを伝えたときに相手の表情を見て「すごく良い感情を持ってくれたみたい」と思っても、何も言及されないのであとで「自分の勘違いだったのかも」と自信をなくしてしまう。あるいは、もっと具体的にどういうことかを伝えようと思ったけれど、相手が望んでいないかもしれないし、と言葉を飲み込んでしまう。そういうことも多いはず。

そうです、双方がちょっとずつ遠慮してしまって、せっかくの会話がもったいないことになってしまっていることってたくさんあります。自分のアンテナにちょっと引っかかった疑問、好奇心(シグナル)などに蓋をしないでその場で言葉にしてみましょう。案外、相手も「よくぞ聞いてくれました」という気持ちかもしれません。そして、そんなことからコミュニケーションの距離が近くなったらいいですよね。

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この記事を書いた人

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本間 季里

産業医、伝え方コーチ、ストレングス・コーチ

大学卒業後、小児科医・免疫学の基礎研究者を経て、2017年より、世代の違い・価値観の違い、利害の対立など、葛藤や緊張を伴う難しい関係性のなかで、それでも妥協点を見つけて協調していくための伝え方を提案し、個人と組織の両方にアプローチできる産業医・伝え方コーチとして活動中。

セッション数は7年間でのべ3000回以上、これまで300名を超える方々に伝え方の講座や研修を提供し、満足度が90%以上です。

資格:医師・医学博士・日本医師会認定産業医
NPO法人アサーティブジャパン会員トレーナー

Gallup認定ストレングス・コーチ

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