「疲れませんか?」

こんにちは。伝え方改善コーチの本間季里です。あなたのコミュニケーションをより良くするために、あなたの性格を変えるのではなく、伝え方を変えるサポートをします。頭でわかった、ではなく、実際にやれるまでしっかり寄り添います。

人の話を聞くという仕事柄、当のクライアントさんからよく質問されるのが

「疲れませんか?」

「私は話を聞いてもらうので良いのですが、どうやってバランスを取っているのですか?」

「共感していると大変でしょう」

一般的に、共感すると疲れる、と思われているようです。そういう共感の仕方の方もたくさんいらっしゃいます。災害や辛いニュースを見聞きすると気持ちが沈む、という方はたくさんいらっしゃいますよね。

そういう意味でいうと、私の場合は共感とはちょっと違う感じがしています。時々身体感覚として、相手の体験を追体験している不思議な感覚を持つときはあります。ですが、大抵はもう少し距離がある感じ。

端的にお答えするとき、「私は、人を信じているのだと思います」とお答えすることが多いです。それは私の実感だから。

相手の課題は、相手が自分で解決するはず。そして今すぐでなくても、自分で解決をしていくと信じているから、私が解決する必要はない。文字にするとなんだか冷たい感じがするのでは?と心配ですが、そんな感じです。ただ、不安になったとき、振り返ればそこに私はいますよ、という感じ。

ですから、あまり自分の領域に入り込んで、感情が揺さぶられてエネルギーを使ってしまうということは少ない気がします。

先日、コーチ・エイのメルマガを読んでいて、共感に関する記事がありました。

記事はこちら

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その中で、

「私がいったいどういう感情を味わっているのか、どういう思いをもっているのかを知ろうと関わってくれる。その過程で、相手の共感を実感する、と言えるのではないでしょうか。」

という部分がありました。相手がどういう思いを持っているのかを知ろうと関わる。。。なるほど、必ずしも同じ感覚を味わうことではないのかもしれないな、と改めて感じました。

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本間 季里

少人数の会社でも産業医が必要な理由
産業医・伝え方コーチ:本間季里

「社員一人ひとりが健康的に働き、会社が成長していける職場を目指したい」という理念のもと、心身の健康を支える産業医です。

少人数の職場では、産業医のサポートによる健康管理や職場環境の改善が会社の成長に直結します。そこで、従業員50人未満の会社の産業医業務に特に力を入れています。

私の産業医としての強みは、傾聴、質問、わかりやすいアドバイス、的確な判断の4つのアプローチを組み合わせ、経営者と社員の支援を行っています。10年以上の経験を持ち、日立製作所、長崎大学など、幅広い業種で産業医を務めてきました。

企業規模に関わらず、経営者が経営に専念でき、社員が心身ともに健康で働ける職場の実現を目指します。

資格:日本医師会認定産業医・医学博士
アサーティブジャパン会員トレーナー
コーチングプラットフォーム認定コーチ
Gallup社認定ストレングス・コーチ

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