企業様で、管理職向けメンタルヘルス研修を行ないました

こんにちは。産業医・伝え方コーチの本間季里です。世代の違い・価値観の違い、利害の対立など、葛藤や緊張を伴う難しい関係性のなかで、それでも妥協点を見つけて協調していくための伝え方をご提案します。「頭でわかった」ではなく、実際にやれるまでしっかり寄り添います。

企業様で管理職向けメンタルヘルス研修を行いました。

メンタルヘルスのケアには2つの柱、セルフケアとラインケアがあります。

自分で自分の体調をケアをするのが「セルフケア」、上司あるいは人事・総務などの担当者が部下や担当部署の心身の様子を見るのが「ラインケア」です。この2つが両輪のようにうまく回ってこそ、職場の生産性は上がりますし、健康経営に向かいます。

今回は、管理職向けにラインケアについてお話しました。

大切なことは、部下の体調不良の「早期発見、早期対応、職場環境改善」です。それぞれの具体的なみるべきポイントをお伝えしました。

日ごろ、産業医としてたくさんの方のお悩みを聴いています。「ああ、もっと早く体調不良に気づいていれば、休職にはならずに済んだかもしれないのに」と、とても残念に思うことも多々あります。

そんなときに、管理職の方の「どんなところに気をつけてみていけば良いのかわからない」という戸惑いの声も同時にたくさん届きます。なぜなら、部下の方も真面目であればあるほど、自分の限界を超えても尚、「まだ頑張れるのではないか」と踏ん張ってしまうからです。

そんな経験もたくさん盛り込んで、「部下の方のこんなサインがあったら、管理職のひとも自分で抱え込まずに、周囲と情報共有していきましょう」とはなしました。

終了後、たくさんのアンケートをお寄せいただきました。満足度は90%以上。お伝えしたかったポイントを、多くの方が受け取ってくださったようです。一つ一つのご意見を今後に反映させていきます。

伝え方に興味がある方はぜひ、ご登録ください。読むだけで、伝え方に関する視点が増え、知らず知らずのうちにあなたの伝え方が変わっていきます。

産業医・伝え方改善コーチ・本間季里のメールマガジン

キンドル出版しました

産業医として、伝え方コーチとして、毎日たくさんの方の話を聞いてきた経験を元に、「自分が疲れない話の聞き方のポイント」についてまとめた本です。
相手の役に立ち、親身に寄り添うことで、温かい関係性を作りながらも自分が疲れずに関わっていくためのコツが書かれています。
特に、身につけるスキルよりも、手放すとうまくいく考え方に多くのページを割いて、わかりやすい事例とともに解説しました。

この記事を書いた人

アバター画像

本間 季里

産業医、伝え方コーチ、ストレングス・コーチ

大学卒業後、小児科医・免疫学の基礎研究者を経て、2017年より、世代の違い・価値観の違い、利害の対立など、葛藤や緊張を伴う難しい関係性のなかで、それでも妥協点を見つけて協調していくための伝え方を提案し、個人と組織の両方にアプローチできる産業医・伝え方コーチとして活動中。

セッション数は7年間でのべ3000回以上、これまで300名を超える方々に伝え方の講座や研修を提供し、満足度が90%以上です。

資格:医師・医学博士・日本医師会認定産業医
NPO法人アサーティブジャパン会員トレーナー

Gallup認定ストレングス・コーチ

詳しくはこちらのプロフィールをご覧ください。