今年に入って、スケジュール管理の方法を一新しています。目標は、自分が組んだスケジュールと実際の行動のズレが少ないこと。
もうこれね、今まで散々失敗してきてやっと現実的なところに落ち着き始めたかなという感じです。
こんにちは。産業医・伝え方コーチの本間季里です。世代の違い・価値観の違い、利害の対立など、葛藤や緊張を伴う難しい関係性のなかで、それでも妥協点を見つけて協調していくための伝え方をご提案します。「頭でわかった」ではなく、実際にやれるまでしっかり寄り添います。
そのために、気をつけていることは次の3つ。
1)やらないことを常に検討すること。これは日々真剣に考えています。
2)自分の期待、希望的観測ではなく、実際にかかる時間を見積もること。
3)決してやれるという希望的観測に基づいて、やることを詰め込まないこと。
従業員の方のお悩みを聴いていると、「やったほうが、そりゃあ良いですよね」ということが自動的に「やるべきこと」に格上げされてしまって、どんどんやるべきことが増えていく。
何を隠そう、私もずっとそうでした。でもね、やっぱりそれは無理が来るのよ。
今年はじめに考えたのは
「本来、スケジュール管理って、自分が予定したことがこなせていき、自己肯定感が上がるとか、自分に満足できるとかそういうためにやることなのではないかな。なのに、スケジュール管理をもう何十年も試行錯誤しているくせに、積み残し、やり残し、先送りが減らないばかりか増える一方。挙げ句に、ああ、だめな自分って思っている。それって本末転倒なのではないか?」
きっと何か私のスケジュール管理が間違っているということだ。はじめて心の底からそう思えました。
仕事が入っている日は、基本的に他のことをあれこれ入れない。例えば、語学の勉強をしようとか、 ブログの記事を書こうとか、一切入れない。時間が空いたらゆっくり休んでもいいし、録画したドラマを見てもいいし、ぼうっとしても良い。ムクムクとやる気が出たときは、前倒しで仕事をしてももちろん良い。
そうすると、一日にやれることってすごく少なくなっちゃうことに気づきました。すると、早めに取り組まないといけないし、当然やることを絞らないと今までと同じことを繰り返すことに。
そして何となく自分の中で出てきたことが、上記の1)2)3)でした。
いまでも、想定していた時間を超えても仕事が終わらず、ということはしょっちゅうですが、常に修正をかけていく。それを繰り返すうちに自分なりのスケジュール管理のスタイルができて、自分が組んだスケジュールと実際の行動のズレが少ないという境地に到達できるのではないかなと思っています。