大阪のおばちゃんのクレームの付け方がアサーティブなので驚いた!

一年ほど前、仕事で大阪に行った時に泊まったホテルのレストランでランチを食べていたときのこと。大阪弁のおばちゃんがランチにクレームを付けていました。そのクレームの付け方がアサーティブなので驚きました。

ランチは確か生姜焼き定食で、肉の一部が焦げていたので「焦げてるで」と店の人に伝えたかったらしい。定食の小鉢か何かを持ってきたスタッフに「この生姜焼き、ここが焦げてるわ」と伝えました。とくに感情的でもなく、あたかも「今、何時?」と聞くような淡々とした感じで、当然ですが、その間も食事のペースも変わりませんでした。スタッフは直後に料理人と店の責任者に伝えたのでしょう。すぐに料理人が「大変失礼いたしました。すぐに新しい料理とお取り替えいたします。」と申し出たのですが、そのおばちゃんはそれを静かに断りました。で、こう付け加えたのです。「ここが焦げてたからね、それを伝えたかっただけ。味は良かったよ。この焦げたところを外せば問題ないし、新しいの持ってきてもらっても食べきれないわ。味はとても美味しかったです。ありがとう」

前から感じていたことですが、大阪の文化はいい塩梅でアサーティブなのではないだろうか?言葉のキャッチボールがうまいのではないか?

この場合で言えば、クレームと言えばクレームなのですが、
1)自分の感じ方、意見は店側に率直に伝える。
2)自分としてはどこが問題か、どこは問題ないのかをはっきりさせ、誠実に伝える。
3)相手の反応を勝ち負けで考えない。店側と自分とが対等な立ち位置にいる。

大阪ではこういう場面にでっくわす頻度が明らかに高い気がします。おおっ!大阪のおばちゃんはアメちゃんをくれるだけじゃなくて、人とのコミュニケーションもアサーティブ度が高いんだなあ、と関心します。

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本間 季里

少人数の会社でも産業医が必要な理由
産業医・伝え方コーチ:本間季里

「社員一人ひとりが健康的に働き、会社が成長していける職場を目指したい」という理念のもと、心身の健康を支える産業医です。

少人数の職場では、産業医のサポートによる健康管理や職場環境の改善が会社の成長に直結します。そこで、従業員50人未満の会社の産業医業務に特に力を入れています。

私の産業医としての強みは、傾聴、質問、わかりやすいアドバイス、的確な判断の4つのアプローチを組み合わせ、経営者と社員の支援を行っています。10年以上の経験を持ち、日立製作所、長崎大学など、幅広い業種で産業医を務めてきました。

企業規模に関わらず、経営者が経営に専念でき、社員が心身ともに健康で働ける職場の実現を目指します。

資格:日本医師会認定産業医・医学博士
アサーティブジャパン会員トレーナー
コーチングプラットフォーム認定コーチ
Gallup社認定ストレングス・コーチ

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