断るときのコツ2:断るというのは、「どこからなら、イエスなのか」つまり、イエスの部分を伝えることでもある

こんにちは。コミュニケーションスキルと自分の強みを活かすことにより、ストレス軽減のサポートを行うストレスマネジメント・コーチの本間季里です。 

厳密にプライベート事例と仕事事例を分けることはできませんが、日常の会話と業務上の、例えば上司と話をする際の会話で、気をつける点はそれぞれあるように思います。 

プライベートの会話でこんなことはないでしょうか?あなたはBさんです。 

Aさん「Bさん、今日、何人かで激辛タイカレーを食べに行くんだけど、一緒に行かない?」 

Bさん(あなた)「う〜ん、どうしようかな。今日はちょっと、、、」 

Aさん「・・・・・」 

この会話で、双方に何ら気持ちの上での齟齬が起きないのであれば構いません。が、この会話では、Aさんにとって、なぜあなたが断ったのか伝わりません。場合によっては、Aさんは「なにが気に入らなかったのかな?」「なんか、誘いにくくなっちゃったな」と思うかもしれません。こういう小さなことの積み重ねが、長い目で見ると人間関係に亀裂が入っていくことも多いものです。 

したがって、率直にNoということは、少し長い目で見て人間関係を良好にすること、その人との関係性を大切に思うからこそのNoでもあるわけです。 

では、どこを変えてみたら良いでしょうか? 

なにがNoで、何ならYesなのかを明確に伝えることです。 

1)今日は他に予定が、あるいは疲れているからだめなのか。すなわち、今日という日がNoで、他の日だったらYesなのか。 

2)激辛タイカレーがNoで(辛いのは苦手)、他のものならYesなのか。 

などです。そして、そのことを伝えてみます。 

あなたが心配するよりずっと、Aさんは「また次回誘うね!」あるいは「辛いもの以外のときに誘うね!」とさらっと受け止めてくれるでしょう。そしてあなたもAさんも、変に気を使ったり、推測したりすることのない気持ちいい関係性がつづくでしょう。 

このように、Noというのは実は「どこからがYesなのか」を伝えることでもあります。 

小さなところから試してみませんか? 

この記事を書いた人

本間 季里

企業、個人へのストレスマネジメントを行っている本間 季里です。小児科臨床医、免疫学の基礎研究者として合計26年、その後、新しい大学院教育の立ち上げなどに従事した間に、ストレスマネジメントの重要性を感じました。そこで、カウンセリング、コーチング、個人並びに企業への研修などを通じて、ストレスマネジメントを直接お伝えすべく、2017年1月にフリーランスとして独立しました。詳しくはこちらのプロフィールをご覧ください。