来週4月18日(金)に、地元の千葉県茂原市でセミナーを開催します。お近くの方はぜひ、足をお運びください。
今回は会場参加のみです。
セミナー概要

場所:コミュニティスペースSAKURAGI
〒297-0035茂原市下永吉344−1
https://sakura-insatsu.co.jp/sakuragi/
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DXがテーマ
DX=デジタルトランスフォーメーションです。
産業医がなんでDX??って思うかもしれません。だって、DXの専門家や経験豊かなコンサルは世の中にたくさんいますからね。
でも、産業医だからこそ話せるDXの話ってあると思うんです。
担当者の心の声
DXに限らず、新しいことを始めようとするとどこかで失速するとか、抵抗が起きるとか何故かうまくいかないと感じる時があるんですよね。
担当者が抱える悩みとか、担当者が意気揚々と構築したけれどなぜか社内に浸透しないとか・・・
その結果、対して変化が起きていない・・・デジタルトランスフォーメーションのトランスフォーメーション=変革には程遠いやんか!
だめだ、自分のやり方のどこが悪いんだろうか?
あるいは「この会社はだからもうだめなんだってば(怒)!!」なんて怒りが込み上げてきたり
産業医が聞ける本音
産業医って中立の立場です。社内の事情はそれなりには知っているけれど、ちょっと立ち位置が第三者的という面白いポジションにいるんですね。
だから、信頼関係ができるとポロッと本音を話してくれたり裏話をしてくれたりするんです。
もちろんその背景には、守秘義務などの従業員さんとの約束があるからこその信頼関係です。
彼らの話を聞いていると、業種や会社の規模に関わりなく共通の悩みを持つものなんだな、ということを感じます。
DX推進その先のリスク
という経験から、DX推進のその先にどんなリスクが待っているのかを転ばぬ先の杖として知っておきましょうってセミナーです。
私自身の話をしましょう。DXではないですが、前職のころ(大学教員)にあるプロジェクトのリーダーになりました。
私の失敗談
私には未経験のプロジェクト。だって、それまで自分の研究テーマに沿った仕事しかしていなかったんですから、いきなり教授たちがメンバーのチームのリーダーになって戸惑いました。
不安になったし、強い調子で意見を言われるとフラフラとしてしまいました。フラフラってめまいじゃないんです。気持ちがフラフラ。
結局そのリーダーの役は程なく降りました。
誰もが通る道を知る
その直後に、ある本を読んだんです。アメリカのハーバード公共政策大学院教授(当時)のロナルド・ハイフェッツ氏の著書でした。
「最前線のリーダーシップ」英治出版
https://x.gd/mGCwx
そのパート1がなんと「リーダーシップに伴うリスクとは」というものでした。
延々と起こり得るリスクについて書かれており、そのあとのパート2以降はそれをいかに乗り越えるか、回避するかということにページが割かれていたのです。
あのとき知っていれば
それを読んだ瞬間、「なんだ、私個人の資質の問題、能力の問題だと思って落ち込んでいたけれど、誰にでも起こり得るリスクだったんだ。
リーダーシップを発揮しようとしていたからこそ感じていたリスクだったんだなと腹落ちしました。
また、あのときにこの本を読んでいればこんなに自分を責めたりせず、さっさとリーダーを降りたりもしなかっただろう、と感じました。
それ以来、起こり得るリスクについて知ることで乗り越えられることに目が行くようになりました。
今回のセミナーはDXについての起こり得るリスクをあらかじめ知っていることで、失速する時期があっても「ほら、きたきた」と来るべきものが来ただけ、と捉えられるようになることを目的としています。
あなたがお近くではなかったとしても、茂原市近辺のお知り合いがいたらぜひ、ご紹介ください。
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