停滞気味の気分を前にすすめる3つのヒント

こんにちは。コミュニケーションスキルと自分の強みを活かすことにより、ストレス軽減のサポートを行うストレスマネジメント・コーチの本間季里です。

なんとなく気持ちが前に進まない。明らかな理由がないんだけれど、なんだか気乗りがしない。このところ同じところにとどまっている感じがする。そんな風に感じることはありませんか?

抑うつ気分というほどではなく、仕事をはじめとして日常生活に何ら問題はない。でもなんだか生き生きとした気分になれない。日常のちょっとした気持ちの波を上手にコントロールして気分を前にすすめる3つの方法があります。

【1】考えずにできる機械的な作業をする

考えずにできる作業をします。例えば、

  • 玉ねぎのみじん切りをたくさん作る。
  • それを飴色になるまで弱火でゆっくり炒める。
  • フローリングの床にこびりついた汚れをスパチュラを使ってひたすらこそげ落とす。
  • 荷作りの緩衝材であるプチプチをひたすら潰す。

などなど。簡単な作業に集中したら少し気分が上がったこと、みなさんも経験ありますよね。一人でするのがおすすめです。

頭を使わず、でもいつの間にか集中しているので気持ちをリセットできます。

【2】気がかりリストを作成し、すぐできるものをピックアップする。

些細なことも含めて、やろうと思っているけれども先延ばしになっていることを全部リストアップします。例えば、

  • 歯磨き粉を買う。
  • 電池を入れ替える。
  • 返信はがきをポストに投函する。

などなど。こういう小さいことほど、実は「こんなこともさっさとやれないだめな自分」と気分を下げる要因になるのです。思いつく限りリストアップしたら、すぐできるものを選び出します。この段階で随分気分が上向きになっているはず。すぐできることをひとつでも片付けましょう。

【3】大声で笑う

誰かに面白い話をしてもらい、大声で笑うのもおすすめです。自分ひとりだと抑制がかかってしまって思いっきり笑うことができないことも多いので、ここは他人の力を借りましょう。気持ちがリセットできます。

いかがでしょう。日常のちょっとした気持ちの波を上手にコントロールすることで良い状態をキープしてみませんか?

この記事を書いた人

アバター画像

本間 季里

少人数の会社でも産業医が必要な理由
産業医・伝え方コーチ:本間季里

「社員一人ひとりが健康的に働き、会社が成長していける職場を目指したい」という理念のもと、心身の健康を支える産業医です。

少人数の職場では、産業医のサポートによる健康管理や職場環境の改善が会社の成長に直結します。そこで、従業員50人未満の会社の産業医業務に特に力を入れています。

私の産業医としての強みは、傾聴、質問、わかりやすいアドバイス、的確な判断の4つのアプローチを組み合わせ、経営者と社員の支援を行っています。10年以上の経験を持ち、日立製作所、長崎大学など、幅広い業種で産業医を務めてきました。

企業規模に関わらず、経営者が経営に専念でき、社員が心身ともに健康で働ける職場の実現を目指します。

資格:日本医師会認定産業医・医学博士
アサーティブジャパン会員トレーナー
コーチングプラットフォーム認定コーチ
Gallup社認定ストレングス・コーチ

詳しくはこちらのプロフィールをご覧ください。