たいした事件も起こらない中年おじさんの日常を描いたドラマが面白い

こんにちは。コミュニケーションスキルと自分の強みを活かすことにより、ストレス軽減のサポートを行うストレスマネジメント・コーチの本間季里です。 

テレビもここ20年ほど専門チャンネルがたくさんできて、初回オンエアでは余り見る気にならなかったドラマを、後になって見る機会が増えました。偶然でしょうが、最近続けて、さして大きな事件が起きるわけでもない、主人公である中年おじさんの日常を淡々と描いているドラマを見ました。ひとつは「デザイナー渋井直人の休日」、もう一つは「湯けむりスナイパー」でした。 

常識的に淡々と生活しているからこそ、異なる世代の人とのちょっとした行き違いや、小さな見栄をはることなどが、そこはかとない可笑しみを伴ってほのぼのとしており、楽しめました。 

そういえば、昔からこの手の映像が好きでした。おじさんが主人公ではありませんが、映画で一番好きなのは「かもめ食堂」だし、二番目に好きなのは「いつか読書する日」です。どちらの映画も、主人公がていねいに淡々と日々の生活を送っている場面がたくさん出てきます。派手な事件も、アクションも謎解きも出てきませんが、静かでていねいな生活だったり、現実を受け止めて暮らしている姿が描かれています。 

登場人物が何を考えているのか、見ているひとの想像を掻き立てるところも好きな点なのかもしれません。何度見てもちょっとずつ違う解釈があったりして。 

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この記事を書いた人

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本間 季里

産業医、伝え方コーチ、ストレングス・コーチ

大学卒業後、小児科医・免疫学の基礎研究者を経て、2017年より、世代の違い・価値観の違い、利害の対立など、葛藤や緊張を伴う難しい関係性のなかで、それでも妥協点を見つけて協調していくための伝え方を提案し、個人と組織の両方にアプローチできる産業医・伝え方コーチとして活動中。

セッション数は7年間でのべ3000回以上、これまで300名を超える方々に伝え方の講座や研修を提供し、満足度が90%以上です。

資格:医師・医学博士・日本医師会認定産業医
NPO法人アサーティブジャパン会員トレーナー

Gallup認定ストレングス・コーチ

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