「疲れませんか?」

こんにちは。伝え方改善コーチの本間季里です。あなたのコミュニケーションをより良くするために、あなたの性格を変えるのではなく、伝え方を変えるサポートをします。頭でわかった、ではなく、実際にやれるまでしっかり寄り添います。

人の話を聞くという仕事柄、当のクライアントさんからよく質問されるのが

「疲れませんか?」

「私は話を聞いてもらうので良いのですが、どうやってバランスを取っているのですか?」

「共感していると大変でしょう」

一般的に、共感すると疲れる、と思われているようです。そういう共感の仕方の方もたくさんいらっしゃいます。災害や辛いニュースを見聞きすると気持ちが沈む、という方はたくさんいらっしゃいますよね。

そういう意味でいうと、私の場合は共感とはちょっと違う感じがしています。時々身体感覚として、相手の体験を追体験している不思議な感覚を持つときはあります。ですが、大抵はもう少し距離がある感じ。

端的にお答えするとき、「私は、人を信じているのだと思います」とお答えすることが多いです。それは私の実感だから。

相手の課題は、相手が自分で解決するはず。そして今すぐでなくても、自分で解決をしていくと信じているから、私が解決する必要はない。文字にするとなんだか冷たい感じがするのでは?と心配ですが、そんな感じです。ただ、不安になったとき、振り返ればそこに私はいますよ、という感じ。

ですから、あまり自分の領域に入り込んで、感情が揺さぶられてエネルギーを使ってしまうということは少ない気がします。

先日、コーチ・エイのメルマガを読んでいて、共感に関する記事がありました。

記事はこちら

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「共感力」を問い直す

その中で、

「私がいったいどういう感情を味わっているのか、どういう思いをもっているのかを知ろうと関わってくれる。その過程で、相手の共感を実感する、と言えるのではないでしょうか。」

という部分がありました。相手がどういう思いを持っているのかを知ろうと関わる。。。なるほど、必ずしも同じ感覚を味わうことではないのかもしれないな、と改めて感じました。

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キンドル出版しました

産業医として、伝え方コーチとして、毎日たくさんの方の話を聞いてきた経験を元に、「自分が疲れない話の聞き方のポイント」についてまとめた本です。
相手の役に立ち、親身に寄り添うことで、温かい関係性を作りながらも自分が疲れずに関わっていくためのコツが書かれています。
特に、身につけるスキルよりも、手放すとうまくいく考え方に多くのページを割いて、わかりやすい事例とともに解説しました。

この記事を書いた人

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本間 季里

産業医、伝え方コーチ、ストレングス・コーチ

大学卒業後、小児科医・免疫学の基礎研究者を経て、2017年より、世代の違い・価値観の違い、利害の対立など、葛藤や緊張を伴う難しい関係性のなかで、それでも妥協点を見つけて協調していくための伝え方を提案し、個人と組織の両方にアプローチできる産業医・伝え方コーチとして活動中。

セッション数は7年間でのべ3000回以上、これまで300名を超える方々に伝え方の講座や研修を提供し、満足度が90%以上です。

資格:医師・医学博士・日本医師会認定産業医
NPO法人アサーティブジャパン会員トレーナー

Gallup認定ストレングス・コーチ

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