OKY!

OKYってご存じですか?
「お前、KYなんだよ??」いいえ、違います。そんなことを言うための省略語はお互いのためになりませんよね。実は先日この言葉を教えてもらって、使い勝手が良いなあ、と思ったので共有しますね。

O:お前
K:こっち来て
Y:やってみろ!
略してOKY!だそうです。
仕事をしているとこう言いたくなることたくさんありますよね。

●次から次と仕事を振られて「なんだよ!それなら自分がやってみろよ!」
●一度決めたことをコロコロと変更されて「なんだよ!これ、自分がやってみろよ!」
●無責任に、さも簡単なことのように上司は言ってるけど、本当は大変なんだぜ!「なんだよ!それなら自分がやってみろよ!」

ね、毎日たくさんあるでしょう?
そんな時、「OKYだよなあ」「これって、OKYって状況だよなあ」などと使うんだそうです。
その時、数人で、あるHPの開設を控えて最終チェックをしていたのですが、細かい訂正がたくさん出ていました。HP作成担当者以外、詳しい人はいなかったので、あれこれ細かい訂正をたくさん出しながら、ふと「これって簡単そうに見えて、大変な作業??」と何度か確認をしました。その会話の中で「そういえば」とエンバーの一人が教えてくれたのです。

「自分でやってみろよ!」と心のなかでつぶやく時、どんな心境でしょうか?気持ちがササクレだって、イライラするとか、ネガティブな気持ちになるとか、大げさに言えば相手を少し恨めしく思うとかそんな気持ちではないでしょうか?そんな時に、「OKYの状況だよな」「これってOKY!」と呟くと、クスッと笑ってしまいますよね。ササクレだった気持ちがユーモラスに変化する。それってコミュニケーションを取る上でとても有効なのではないでしょうか。

まだ、コミュニケーションの良し悪しは性格だと思っているのですか?
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この記事を書いた人

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本間 季里

産業医、伝え方コーチ、ストレングス・コーチ

大学卒業後、小児科医・免疫学の基礎研究者を経て、2017年より、世代の違い・価値観の違い、利害の対立など、葛藤や緊張を伴う難しい関係性のなかで、それでも妥協点を見つけて協調していくための伝え方を提案し、個人と組織の両方にアプローチできる産業医・伝え方コーチとして活動中。

セッション数は7年間でのべ3000回以上、これまで300名を超える方々に伝え方の講座や研修を提供し、満足度が90%以上です。

資格:医師・医学博士・日本医師会認定産業医
NPO法人アサーティブジャパン会員トレーナー

Gallup認定ストレングス・コーチ

詳しくはこちらのプロフィールをご覧ください。