ミタケボタン@銀座

こんにちは。ストレスマネジメント・コーチの本間季里です。コミュニケーションの方法を変えたり強みを知り活かすことを通して、個人と組織の幸福度を高めるサポートをします。 

私の母は一度手にしたものは長く大切に使う人でした。自分自身も洋裁が好きだったので、洋服もこまめに手入れをしながら長く大切に着ていましたし、私が譲り受けた服もたくさんあります。 

先日、そんな服の一つ、気に入ってもう何十年も着ているコートのボタンがあちこちなくなっているのに気づきました。そのコートは外側の生地は紺の無地なのですが裏地が非常にきれいなプリント柄で、よくクチの悪い友人に「学ランみたいだね」と言われていたコートです。 

実は以前から2つほどボタンは取れていたのですが見えないところだったし、ボタンがとても凝ったデザインだったので、すぐに替えのボタンが見つかるというものでもなくそのままほったらかしになっていました。そして、ついに先日、袖口のベルトのところについているボタンもいつの間にか取れていて、いよいよボタンを全部取り替える時期が来ました。 

ボタン専門店なんて、子供のころ以来です。子供の頃、母が服を縫うたびにつけるボタンを買いに一緒にでかけたのですが、当時は街のあちこちにボタンの専門店があったものでした。 

銀座にでかける用事があったので、銀座1丁目にあるミタケボタンというボタン専門店に思い切ってでかけていきました。銀座三越や和光のある銀座4丁目交差点から京橋の方に歩いて7〜8分でしょうか。店内はこじんまりとしていますが、びっしりとボタンが並んでいます。 

私のコートは場所によって微妙にサイズが違うので、デザインがコートに合い、かつサイズが揃っているボタンをいくつかササッと出してくれました。そのなかで、少し値ははるものの色合いが洒落たボタンを選んだのですが、印象的だったのは社長の楽しそうな表情。HPをみると「ボタンニスト」と名乗っていらっしゃるようです。なるほど、ボタンのプロフェッショナルなんだな。店員の方に「コートがまた生き返りますね」と言われ店をあとにしました。ボタン一つで服の印象は変わるとはよく言われることですが、こういう店を知っていることが生活の質をちょっと豊かにしてくれる、そんな事を考えました。 

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この記事を書いた人

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本間 季里

産業医、伝え方コーチ、ストレングス・コーチ

大学卒業後、小児科医・免疫学の基礎研究者を経て、2017年より、世代の違い・価値観の違い、利害の対立など、葛藤や緊張を伴う難しい関係性のなかで、それでも妥協点を見つけて協調していくための伝え方を提案し、個人と組織の両方にアプローチできる産業医・伝え方コーチとして活動中。

セッション数は7年間でのべ3000回以上、これまで300名を超える方々に伝え方の講座や研修を提供し、満足度が90%以上です。

資格:医師・医学博士・日本医師会認定産業医
NPO法人アサーティブジャパン会員トレーナー

Gallup認定ストレングス・コーチ

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