両親の服のリメイク

こんにちは。ストレスマネジメント・コーチの本間季里です。コミュニケーションの方法を少し変えたり強みを知り活かすことで自分や相手への理解を深め、個人と組織の幸福度を高めるサポートをします。

 両親が亡くなって、4LDKの実家には山のような衣類が残されました。母は本当に服やバッグ、きれいなものが好きで、素材の良いもの、ちょっと洒落た服をたくさん持っていました。父の服も母の好みで揃えていたので、二人の分がどっさりと。 

その片付けの必要性に迫られて、「ときめくか、ときめかないか」を判断基準にする、こんまり流お片付けを自己流ではじめました。多くは寄付に回しましたが、母の服は少し手直しをして自分で着ようかな。もう一生、服を買う必要はないな、と思っていましたが、ときめくのだけれどどうしようと思ったのは父の服。スーツやジャケット、コートなどとても良い生地で仕立ても良いけれど、どうやって生かしていったら良いのだろう。 

そこでダメ元で友人のスタイリストに相談したら、すぐにリメイクのお店を教えてくれ、コロナ禍で1年遅れましたが、この春出掛けていきました。 

デパートの中にあるアトリエロングハウスで、とりあえずジャケット4着と山のように残っているスカーフ類を出したところ、手早くまち針をパッパッと打って、あっという間に別物に!裏地はなんと、持ち込んだスカーフを利用してもらうことになりました。 

時間も必要だし、それなりの費用はかかるけれど、自分がときめいたもの、家族への想いや想い出を受け継ぎながら、今後は新しい服は買わず、これら両親が残した服を大切に長く着ていこうと、アトリエで打ち合わせをしながら徐々に気持ちが決まっていきました。

残りの服も少しずつリメイクをし、家の方もずっと気になっていた庭に手を入れよう。 

始まりは両親の服のリメイクでしたが、今後の自分のあり方、生き方にまで考えが広がって、自分の中でしっくりとくる結論が得られた、価値ある時間を過ごしました。

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この記事を書いた人

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本間 季里

産業医、伝え方コーチ、ストレングス・コーチ

大学卒業後、小児科医・免疫学の基礎研究者を経て、2017年より、世代の違い・価値観の違い、利害の対立など、葛藤や緊張を伴う難しい関係性のなかで、それでも妥協点を見つけて協調していくための伝え方を提案し、個人と組織の両方にアプローチできる産業医・伝え方コーチとして活動中。

セッション数は7年間でのべ3000回以上、これまで300名を超える方々に伝え方の講座や研修を提供し、満足度が90%以上です。

資格:医師・医学博士・日本医師会認定産業医
NPO法人アサーティブジャパン会員トレーナー

Gallup認定ストレングス・コーチ

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