ファスティングの効用:腸内細菌叢と脳はつながっている

こんにちは。伝え方改善コーチの本間季里です。あなたのコミュニケーションをより良くするために、あなたの性格を変えるのではなく、伝え方を変えるサポートをします。頭でわかった、ではなく、実際にやれるまでしっかり寄り添います。

現在定期的にファスティングをしています。友人である、ぴろりんこさんこと山本博子さんの指導を受けています。

実はファスティングに強く興味を持ったのは2年前にやすらぎの里で回復食を含めて1週間のファスティングコースに参加したとき、自分の考え方の変化に驚いたのがきっかけです。

私は一人で参加をしましたが、他の参加者の方と仲良くなり、近所の観光にでかけたりして過ごしていました。日曜日から次の土曜日までの1週間参加したのですが、忘れもしない木曜日の昼下がり、部屋に戻ったときに、思考がすっきりしていることに気づきました。

当時私は気が重い問題を抱えており、自分ひとりだけの考えではすすめることができない状況でした。その昼下がりに、ふわっと「余計なことを考えずにやってみよう」「解決に向けて前に進んでいこう」「相手には相手の言い分がある。それは当然だ。自分の考えを率直に相手に伝えて、相手の言い分をよく聞いてみたら良いんだ」となぜか素直にそう思えたのです。

一年以上も「こういう進め方をして相手がNoと言ったら、、、」などと、あ〜でもない、こ〜でもないと悩んでいたのが嘘のよう。自分でも驚きました。もっと驚いたのは、迷うことなく先方に電話でアポを取って話をすすめることができたのです。ついでに言うと、私はスマホで毎晩睡眠スコアを測定していたのですが、ファスティング後に数週間、睡眠スコアがものすごく良くなったのです。

この自分の変化は驚きでした。ファスティング以外その週は何もしていないわけなので、私の中で「脳の働きとファスティングあるいは腸内細菌叢は関係があるのでは?」という仮説が浮かびました。

腸内細菌叢が改善されると、考え方も余計なものが削ぎ落とされていく、という科学的根拠はまだないでしょうが、脳神経系の疾患の発症と腸内細菌叢の関連を示唆する研究結果などはいくつも出ているようなので、研究手法が進めば脳の働きと腸内細菌叢の関連も明らかになっていくかも知れません。

メタボ解消や健康増進というだけでなく、気持ちの上でも余計なものを削ぎ落としていけるように、定期的にファスティングを続けていきたいと考えいます。ご一緒にいかがですか?

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この記事を書いた人

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本間 季里

産業医、伝え方コーチ、ストレングス・コーチ

大学卒業後、小児科医・免疫学の基礎研究者を経て、2017年より、世代の違い・価値観の違い、利害の対立など、葛藤や緊張を伴う難しい関係性のなかで、それでも妥協点を見つけて協調していくための伝え方を提案し、個人と組織の両方にアプローチできる産業医・伝え方コーチとして活動中。

セッション数は7年間でのべ3000回以上、これまで300名を超える方々に伝え方の講座や研修を提供し、満足度が90%以上です。

資格:医師・医学博士・日本医師会認定産業医
NPO法人アサーティブジャパン会員トレーナー

Gallup認定ストレングス・コーチ

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