自分がコントロール可能なことに意識を向ける

こんにちは。伝え方改善コーチの本間季里です。あなたのコミュニケーションをより良くするために、あなたの性格を変えるのではなく、伝え方を変えるサポートをします。頭でわかった、ではなく、実際にやれるまでしっかり寄り添います。

私はむかし、「どうしてあの人はこういうことを言ったのだろう?」「XXさんから私が評価されないのは、私の何が悪かったんだろう?」「XXを伝えたとしたら、あの人はなんと思うだろう?」などなど、いつもこういうことを悩んでいました。

悩みに悩めば、こういう質問に対して結論は出るでしょうか?答えは「いいえ」です。なぜなら、どうしてあの人はこういうことを言ったのか?と考えても、当人でない人にわかろうはずもありません。XXさんから私が評価されなかったのは、私の何が悪かったのだろう?と考えても、あなたはXXさんではないのですからわかるはずもありません。あの人はなんと言うだろう?と考えてみても、現時点であの人に言ってもいないのですからわかるはずもありません。

しかし、脳というのは答えがでるまで潜在意識で考え続けるのだそうです。答えが出るはずもないことを考え続ける。すなわち、潜在意識でずっと考えているということになります。この類いの答えが出ない質問をたくさん抱えていると、そりゃあ脳は疲れ果てますよね。脳疲労状態になってしまいます。

私達の周囲で起こる出来事には2種類あります。自分がコントロールできることと、自分ではコントロールできないことです。上記の質問は、「自分ではコントロールできないこと」に含まれます。いえ、自分の○○を改善すればXXさんは私を評価してくれたに違いないのです、というかもしれませんが、○○を改善しても評価は変わらないかもしれません。それはXXさんが決めることです。

消耗しないために、脳の疲労を起こさないようにするために、自分がコントロールできることに意識を向けることが大切です。よく「グルグルしちゃうんです」という表現をしますが、グルグルし始めたら脳が答えのないことを考え始めた証拠。その無意味さと弊害を思い出し、他のことに行動を移すなりして、考えの方向性を変えてみてください。

いえ、それでもまたすぐにグルグルするでしょうけれど、グルグルしたらまた気分転換をしましょう。そして声に出して「それはXXさんが決めることで、私にはどうしようもないことだよね」と言ってみましょう。自分が発した声は、周囲にだけではなく自分の耳でも聞こえています。聞こえた声は脳へと届けられ、脳内で処理されるのです。ぜひ、お試しあれ。

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この記事を書いた人

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本間 季里

産業医、伝え方コーチ、ストレングス・コーチ

大学卒業後、小児科医・免疫学の基礎研究者を経て、2017年より、世代の違い・価値観の違い、利害の対立など、葛藤や緊張を伴う難しい関係性のなかで、それでも妥協点を見つけて協調していくための伝え方を提案し、個人と組織の両方にアプローチできる産業医・伝え方コーチとして活動中。

セッション数は7年間でのべ3000回以上、これまで300名を超える方々に伝え方の講座や研修を提供し、満足度が90%以上です。

資格:医師・医学博士・日本医師会認定産業医
NPO法人アサーティブジャパン会員トレーナー

Gallup認定ストレングス・コーチ

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