自信過剰バイアス

こんにちは。伝え方改善コーチの本間季里です。あなたのコミュニケーションをより良くするために、あなたの性格を変えるのではなく、伝え方を変えるサポートをします。頭でわかった、ではなく、実際にやれるまでしっかり寄り添います。

先日、私は友人を車で迎えにいこうとしていました。おおよその時間を知らせておけば、友人もそれまでにかんたんな用事を済ませるなど時間を有効に使えると思って、「1時間後くらいにそちらに到着すると思う。いまから○○と△△を済ませていくからね」とメッセージを入れました。

で、結局は2つのうち一つしか済ませることはできず、友人の家に迎えに行きました。

まあ、こういうことは日常的にあると思うんです。取り立てて私が時間管理ができていない、というわけでもないだろうし。。。

ただ、そのときに私は「ああ、わたしはまだまだ自信過剰バイアスが強いんだな」とくすっと笑ってしまいました。そして、時間管理の精度を上げていきたい、つまり、何かをするときの所要時間の見積もりと、実際にかかった時間との誤差を少なくしたいな、と考えていました。なぜなら、積み残し、やり残し、先送りは私のやる気を著しく削ぐので、もっと減らしていきたいなと思っていたからです。

自信過剰バイアスとは行動経済学の言葉で、「自分の知識や経験は非常に優れていると過信することにより、状況の正確な判断や対応ができなくなること。」

つまり、自分は知識や経験からいって、この時間内に○○と△△ができる!と思ったが、それは正確な判断ではなかったということです。自分には自信過剰バイアスがあるということを自覚して、少しずつものごとの精度を実態に近づけていきたいものです。

友人にその話をしたら、「そんなに自分に厳しくしなくても良いんじゃないの。そんな自分を許してあげなよ」と言われましたが、私の場合「あ〜、できなかった〜〜!!」という感情が、やる気を削ぐから。でも、こういうことをさらっと言ってくれる友人の存在はとても重要ですね。常に、「自分を許してあげなよ」という選択肢を提示してくれるわけなので。

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本間 季里

少人数の会社でも産業医が必要な理由
産業医・伝え方コーチ:本間季里

「社員一人ひとりが健康的に働き、会社が成長していける職場を目指したい」という理念のもと、心身の健康を支える産業医です。

少人数の職場では、産業医のサポートによる健康管理や職場環境の改善が会社の成長に直結します。そこで、従業員50人未満の会社の産業医業務に特に力を入れています。

私の産業医としての強みは、傾聴、質問、わかりやすいアドバイス、的確な判断の4つのアプローチを組み合わせ、経営者と社員の支援を行っています。10年以上の経験を持ち、日立製作所、長崎大学など、幅広い業種で産業医を務めてきました。

企業規模に関わらず、経営者が経営に専念でき、社員が心身ともに健康で働ける職場の実現を目指します。

資格:日本医師会認定産業医・医学博士
アサーティブジャパン会員トレーナー
コーチングプラットフォーム認定コーチ
Gallup社認定ストレングス・コーチ

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