やっぱりやる気より環境だ!

よく東大生の勉強法などの記事を読むと、「やる気があってもなくても勉強できるしくみ」「やる気に頼らない勉強法」と書いてある。この夏、遅ればせながらこのことを実感した・・・

産業医歴9年、延べ4000人のお悩み解決実績。

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私はずっと自宅で仕事派

私はずっと自宅で仕事派だった。それには私なりの理由があった。

その1:だって、自宅ってのはそもそも自分が居心地良いように整えているんだから、仕事も捗るはずだ。

その2:ちょっと休憩したいときも一番居心地いい場所で休憩できるよね。

その3:気分転換したくなったら、すぐにキッチンに行って料理したりできるし。

現実は、仕事はどんどん先延ばしにするし、先延ばしにして気持ちは沈むし、「ああ、自分はだめだ」ともう一人の自分がダメ出しするのに、この考えを捨てられなかった。

この夏、コワーキングスペースで仕事をしてみた

この夏、初めてサテライトオフィスとか、コワーキングスペースを使って仕事をしてみた。

きっかけは弊社でサテライトオフィスの会社と契約したことだった。日ごろは仕事はすべてオンラインで進めているのだが、定期的に対面でミーティングをしようという話になった。そのときに契約をして、首都圏のどこでもミーティングが可能になった。

使ってみると、ことのほか仕事が効率よく進んだ。それからスキマ時間などにも一人で利用するようになって、今までだったら家で仕事をしていた場合も、徐々にサテライトオフィスやコワーキングスペースに出かけていって仕事をするようになった。

決めた仕事が完了する喜び

すると、今まで先延ばしにしていた仕事が、決めたその日に完了するようになった。夕方、予定した仕事が完了して、帰宅前に海の方までドライブをして帰る。

清々しい。

その日の未完了のタスクがない。

やらなきゃと思いつつ、翌日に先送りしていたことがなくなる。

やっぱりやる気より環境だ

やっぱり多くの人が言っているように

「やる気なんかに頼っちゃダメだ。」

「仕組みを変える。環境を変える。」

「やる気があってもなくてもうまく進む方法を作る」

これは本当だったな、と今ごろになって気づいた。今ごろ・・・この年で・・・恥ずかしいな・・・とも思っている。

いや、今日が私の人生の中で一番若い日だ。今日からやり方を変えていけば良い。やる気があろうとなかろうと進んでいく仕組みや環境つくりに意識を向けていこう。

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この記事を書いた人

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本間 季里

産業医、伝え方コーチ、ストレングス・コーチ

大学卒業後、小児科医・免疫学の基礎研究者を経て、2017年より、世代の違い・価値観の違い、利害の対立など、葛藤や緊張を伴う難しい関係性のなかで、それでも妥協点を見つけて協調していくための伝え方を提案し、個人と組織の両方にアプローチできる産業医・伝え方コーチとして活動中。

セッション数は7年間でのべ3000回以上、これまで300名を超える方々に伝え方の講座や研修を提供し、満足度が90%以上です。

資格:医師・医学博士・日本医師会認定産業医
NPO法人アサーティブジャパン会員トレーナー

Gallup認定ストレングス・コーチ

詳しくはこちらのプロフィールをご覧ください。