雑草は表面のを抜くだけでも良い:根本解決にこだわらないことも大事

こんにちは。伝え方改善コーチの本間季里です。あなたのコミュニケーションをより良くするために、あなたの性格を変えるのではなく、伝え方を変えるサポートをします。頭でわかった、ではなく、実際にやれるまでしっかり寄り添います。

春になり、庭の木には新芽が芽吹き、草は花をつけるようになりました。

自宅でオンラインの産業医業務をしていたり、セミナーや勉強会などに参加している合間に、できるだけ庭に出て、手入れをするようにしています。

具体的には雑草取りなのですがね。運動にもなりますしね。良い息抜きにもなります。移住を決めて良かった〜と思う時間でもあります。

雑草ってしっかり根を張っているので、根っこから取らないとすぐに生えてくるよ、と思い込んでいたんです。だけど、スギナをはじめとして根っこが深いものが多くて、熊手を使って土を掘り返したりしつつ深い所の根っこから取り除こうとしていました。根本解決ってことですね!

でも、これやろうとすると、気が重くなるんです。一つ一つが大変だからあまり進まないし、あ〜、また雑草取りか〜、って。

小雨だとか、風が強いとか、時間が限られているとか、例によってやらない理由を並べ立てて先延ばしに。。。雑草は数日でもう、すごい存在感に!!

そんな時、庭の木々の様子を見に、ガーデンデザイナーの今井さんが自宅を訪問してくれました。その時、表面に出ている部分を引っこ抜くだけでも徐々に元気さは無くなっていきますよ、と教えてくれました!

その瞬間、小学校のころに習った、光合成の話とビビッと結びつき、そりゃそうだ!光合成ができなくなれば栄養が少なくなるから元気度は減るよね〜。ならば、必ずしも根っこから除去する根本解決にこだわらなくても良いんだ!

なるほど、だから高齢の両親でもなんとか庭の維持ができていたのね!といろんなことが結びつきました。

以後、あまり根本解決にこだわらず、表面に出ているところを引っこ抜くという戦略に変えて、だいぶ捗るようになりました。

何より、気持ちが重くならずに済むようになったのがよかったかな〜。

社員のみなさんのメンタルヘルスを担っている仕事をしている私が、庭の雑草のせいで、メンタルヘルスが低下しては笑い話にもなりません。

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この記事を書いた人

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本間 季里

産業医、伝え方コーチ、ストレングス・コーチ

大学卒業後、小児科医・免疫学の基礎研究者を経て、2017年より、世代の違い・価値観の違い、利害の対立など、葛藤や緊張を伴う難しい関係性のなかで、それでも妥協点を見つけて協調していくための伝え方を提案し、個人と組織の両方にアプローチできる産業医・伝え方コーチとして活動中。

セッション数は7年間でのべ3000回以上、これまで300名を超える方々に伝え方の講座や研修を提供し、満足度が90%以上です。

資格:医師・医学博士・日本医師会認定産業医
NPO法人アサーティブジャパン会員トレーナー

Gallup認定ストレングス・コーチ

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