こんにちは。伝え方改善コーチの本間季里です。あなたのコミュニケーションをより良くするために、あなたの性格を変えるのではなく、伝え方を変えるサポートをします。頭でわかった、ではなく、実際にやれるまでしっかり寄り添います。
先日、歯のクリーニングのために歯医者に行きました。
そこで、歯科衛生士の方が歯の磨き方などを指導してくれたのですが、マスク越しだったこともあって、何を言っているのか全く聞き取れませんでした。なにか喋っているのはわかるのですが、内容が全く、一言も聞き取れなくて。
で、私、はいはいと返事をしてしまったんですね。なんの話なのか理解もしていなかったのに。。。
そのときに思ったんです。私もついにその時が来たか、と。私も歳とったんだな!と驚きました。
昔、両親がまだ元気だった頃、「はいはい」と返事をするからわかっているんだろうと思っていると、後で全然わかっていないということが判明し、がっかりするやら腹立たしいやらということが度々あって。
どうしてわかったふりするんだろう?とずっと思っていたんですが、そもそも何の話かすらよく聞き取れていなかったんですね。
聞き取れていないなら聞き返したらどうなのよ!って、思っていた時期もあったんです。
でも、徐々に自分が、少し聞き取れないときでも、反射的に「そうそう」なんて返事をしていることが多くなっているのに気づきまして、ははあ、こういうことだったんだ〜、と。
決して恥ずかしいから聞き返せないとかそういうことではなくて、全く何も考えずに反射的に「そうそう」って返事しているんですよ。それがまた驚きでした!
そしてついに、全く何も聞き取れないのに「はいはい」と返事している自分に気づく日が訪れたのです。
ああ、歳取るってこういうことだったんだな〜と思いまして、ショックでもあったんです。歯医者から帰宅して、思わず仏壇に向かって報告をしたのでした。