20代のわたしの失敗

こんにちは。伝え方改善コーチの本間季里です。あなたのコミュニケーションをより良くするために、あなたの性格を変えるのではなく、伝え方を変えるサポートをします。頭でわかった、ではなく、実際にやれるまでしっかり寄り添います。

20代の頃の私の失敗。。。

ずっといろんな理不尽なことを我慢して頑張っていた。疲れても、理不尽なことが続いても、ひたすら何も言わずに頑張っていた。仕事もプライベートもグチャグチャで、気持ちの整理がつかない。でもこれが人生だと思っていた。

いつもいつも我慢のしどうしだったけれど、ある晩、耐えきれずに帰りに車に乗ってそのまま運転席で泣いた。自分の車で通勤していたから、車の中が安心できる自分の空間だった。

夜中の1時ころだったけれど、それを見ていた人がいた。

そして、「あいつは頑張っているけれど、感情が不安定だからだめだ」と言っていると後で聞いた。それを教えてくれた人は「だから感情を安定させろ」と言った。

「たった一回の場面を見て、それで全部判断するのかよ!」とまたまた腹がたった。そして、世界が閉じていくように感じた。

いま、毎日、いろいろな人の話やお悩みを聴いていると、そういう思いは私だけじゃないんだな、とも思うし、今でも同じようなことがあるんだな、とも思う。

今なら、そんな事を言うやつに向かって、自分の考えを落ち着いて伝えられると思う。でも、当時は伝え方を知らなかった。爆発させるか我慢するかの二択だった。

だから、いま、伝え方の仕事をしている。

  • 言い方を知っているから、いま言うこともできるし、別の機会にしようと決めることもできる。
  • 感情は小出しにして伝えておいたほうが、自分も相手も傷つかずに済むという判断もできる。
  • この環境、この人間関係からは離れたほうが良い、と自分で決めることもできる。

そのことがいかに大切か、自分がよくわかっているから。

伝え方に興味がある方はぜひ、ご登録ください。読むだけで、伝え方に関する視点が増え、知らず知らずのうちにあなたの伝え方が変わっていきます。

産業医・伝え方改善コーチ・本間季里のメールマガジン

キンドル出版しました

産業医として、伝え方コーチとして、毎日たくさんの方の話を聞いてきた経験を元に、「自分が疲れない話の聞き方のポイント」についてまとめた本です。
相手の役に立ち、親身に寄り添うことで、温かい関係性を作りながらも自分が疲れずに関わっていくためのコツが書かれています。
特に、身につけるスキルよりも、手放すとうまくいく考え方に多くのページを割いて、わかりやすい事例とともに解説しました。

この記事を書いた人

アバター画像

本間 季里

産業医、伝え方コーチ、ストレングス・コーチ

大学卒業後、小児科医・免疫学の基礎研究者を経て、2017年より、世代の違い・価値観の違い、利害の対立など、葛藤や緊張を伴う難しい関係性のなかで、それでも妥協点を見つけて協調していくための伝え方を提案し、個人と組織の両方にアプローチできる産業医・伝え方コーチとして活動中。

セッション数は7年間でのべ3000回以上、これまで300名を超える方々に伝え方の講座や研修を提供し、満足度が90%以上です。

資格:医師・医学博士・日本医師会認定産業医
NPO法人アサーティブジャパン会員トレーナー

Gallup認定ストレングス・コーチ

詳しくはこちらのプロフィールをご覧ください。