20代のわたしの失敗

こんにちは。伝え方改善コーチの本間季里です。あなたのコミュニケーションをより良くするために、あなたの性格を変えるのではなく、伝え方を変えるサポートをします。頭でわかった、ではなく、実際にやれるまでしっかり寄り添います。

20代の頃の私の失敗。。。

ずっといろんな理不尽なことを我慢して頑張っていた。疲れても、理不尽なことが続いても、ひたすら何も言わずに頑張っていた。仕事もプライベートもグチャグチャで、気持ちの整理がつかない。でもこれが人生だと思っていた。

いつもいつも我慢のしどうしだったけれど、ある晩、耐えきれずに帰りに車に乗ってそのまま運転席で泣いた。自分の車で通勤していたから、車の中が安心できる自分の空間だった。

夜中の1時ころだったけれど、それを見ていた人がいた。

そして、「あいつは頑張っているけれど、感情が不安定だからだめだ」と言っていると後で聞いた。それを教えてくれた人は「だから感情を安定させろ」と言った。

「たった一回の場面を見て、それで全部判断するのかよ!」とまたまた腹がたった。そして、世界が閉じていくように感じた。

いま、毎日、いろいろな人の話やお悩みを聴いていると、そういう思いは私だけじゃないんだな、とも思うし、今でも同じようなことがあるんだな、とも思う。

今なら、そんな事を言うやつに向かって、自分の考えを落ち着いて伝えられると思う。でも、当時は伝え方を知らなかった。爆発させるか我慢するかの二択だった。

だから、いま、伝え方の仕事をしている。

  • 言い方を知っているから、いま言うこともできるし、別の機会にしようと決めることもできる。
  • 感情は小出しにして伝えておいたほうが、自分も相手も傷つかずに済むという判断もできる。
  • この環境、この人間関係からは離れたほうが良い、と自分で決めることもできる。

そのことがいかに大切か、自分がよくわかっているから。

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本間 季里

少人数の会社でも産業医が必要な理由
産業医・伝え方コーチ:本間季里

「社員一人ひとりが健康的に働き、会社が成長していける職場を目指したい」という理念のもと、心身の健康を支える産業医です。

少人数の職場では、産業医のサポートによる健康管理や職場環境の改善が会社の成長に直結します。そこで、従業員50人未満の会社の産業医業務に特に力を入れています。

私の産業医としての強みは、傾聴、質問、わかりやすいアドバイス、的確な判断の4つのアプローチを組み合わせ、経営者と社員の支援を行っています。10年以上の経験を持ち、日立製作所、長崎大学など、幅広い業種で産業医を務めてきました。

企業規模に関わらず、経営者が経営に専念でき、社員が心身ともに健康で働ける職場の実現を目指します。

資格:日本医師会認定産業医・医学博士
アサーティブジャパン会員トレーナー
コーチングプラットフォーム認定コーチ
Gallup社認定ストレングス・コーチ

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