こんにちは。伝え方改善コーチの本間季里です。あなたのコミュニケーションをより良くするために、あなたの性格を変えるのではなく、伝え方を変えるサポートをします。頭でわかった、ではなく、実際にやれるまでしっかり寄り添います。
20代の頃の私の失敗。。。
ずっといろんな理不尽なことを我慢して頑張っていた。疲れても、理不尽なことが続いても、ひたすら何も言わずに頑張っていた。仕事もプライベートもグチャグチャで、気持ちの整理がつかない。でもこれが人生だと思っていた。
いつもいつも我慢のしどうしだったけれど、ある晩、耐えきれずに帰りに車に乗ってそのまま運転席で泣いた。自分の車で通勤していたから、車の中が安心できる自分の空間だった。
夜中の1時ころだったけれど、それを見ていた人がいた。
そして、「あいつは頑張っているけれど、感情が不安定だからだめだ」と言っていると後で聞いた。それを教えてくれた人は「だから感情を安定させろ」と言った。
「たった一回の場面を見て、それで全部判断するのかよ!」とまたまた腹がたった。そして、世界が閉じていくように感じた。
いま、毎日、いろいろな人の話やお悩みを聴いていると、そういう思いは私だけじゃないんだな、とも思うし、今でも同じようなことがあるんだな、とも思う。
今なら、そんな事を言うやつに向かって、自分の考えを落ち着いて伝えられると思う。でも、当時は伝え方を知らなかった。爆発させるか我慢するかの二択だった。
だから、いま、伝え方の仕事をしている。
- 言い方を知っているから、いま言うこともできるし、別の機会にしようと決めることもできる。
- 感情は小出しにして伝えておいたほうが、自分も相手も傷つかずに済むという判断もできる。
- この環境、この人間関係からは離れたほうが良い、と自分で決めることもできる。
そのことがいかに大切か、自分がよくわかっているから。