学生向けに私のキャリア・パスの話をする機会を得ました。

先日は、筑波大学の医学部の学生数人に、私のキャリア・パスについての話をする機会がありました。私も研究に関わっているヘルスサービスリサーチ分野に実習に来た学生6名です。医師免許を持ちながら臨床以外にも様々な選択肢があるということを話してほしいということでした。

私は確かに卒業後は臨床医でしたが、基礎研究、大学院教育、そして今はフリーランスとしてストレス・マネジメントを仕事にしています。どういう経緯で進路を変え、今につながるのか、そのあたりの話をしました。

仕事は人生の中の一つの要素に過ぎません。とは言っても、仕事に費やす時間もエネルギーも非常に大きいので、仕事は人生に大きな影響を及ぼします。自分にとっての幸せな人生とは何かを考え、その上で自分の仕事を選択することが大切かな、と今はそんな風に考えています。そして、人間は経験を重ねるに従って変化していくものなので、その都度自分の仕事のあり方を見直していくことも大切です。そのために、主体的に考えること、基準を世間の物差しにせず自分の中に基準を持つこと、自分のほんとうの望みをしっかり掴むことなどを伝えました。

私にとっても、今までの自分の仕事人生を振り返る良い機会となりました。

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産業医・伝え方改善コーチ・本間季里のメールマガジン

キンドル出版しました

産業医として、伝え方コーチとして、毎日たくさんの方の話を聞いてきた経験を元に、「自分が疲れない話の聞き方のポイント」についてまとめた本です。
相手の役に立ち、親身に寄り添うことで、温かい関係性を作りながらも自分が疲れずに関わっていくためのコツが書かれています。
特に、身につけるスキルよりも、手放すとうまくいく考え方に多くのページを割いて、わかりやすい事例とともに解説しました。

この記事を書いた人

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本間 季里

産業医、伝え方コーチ、ストレングス・コーチ

大学卒業後、小児科医・免疫学の基礎研究者を経て、2017年より、世代の違い・価値観の違い、利害の対立など、葛藤や緊張を伴う難しい関係性のなかで、それでも妥協点を見つけて協調していくための伝え方を提案し、個人と組織の両方にアプローチできる産業医・伝え方コーチとして活動中。

セッション数は7年間でのべ3000回以上、これまで300名を超える方々に伝え方の講座や研修を提供し、満足度が90%以上です。

資格:医師・医学博士・日本医師会認定産業医
NPO法人アサーティブジャパン会員トレーナー

Gallup認定ストレングス・コーチ

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