ポジティブ・フィードバック:自信の源、チーム活性化のカギ

あなたは、ポジティブ・フィードバックがきっかけになって、はずみがついた、自信が持てたということありませんか?ポジティブ・フィードバックは自信の源、チーム活性化の鍵なのです。

こんにちは。産業医・伝え方コーチの本間季里です。限りあるエネルギーを本当に大切なことに使うためのコツをお伝えしています。中心はコミュニケーションや上手な時間管理・習慣化。

特にコミュニケーションでは、世代の違い・価値観の違い、利害の対立など、葛藤や緊張を伴うなかでも協調していくための伝え方のコツをご提案しています。「頭でわかった」ではなく、実際に身につき日常で使えることを目指します。

自信を育む小さな一言

職場でのコミュニケーションは、日々の業務の質や生産性に直結します。その中で、ポジティブ・フィードバックは特に重要な役割を果たします。例えば、同僚が日頃から行っている助けになる行動に対して、「それはとてもいいね。いつも助かっているよ」と素直に伝えるだけで、その人は自分の行動に肯定的な確信を持つようになります。このようなシンプルなフィードバックは、相手を持ち上げることではなく、純粋な感謝や評価を表現することです。

主体性の芽生え

自分の行動や考えに確信を持つことは、より主体的な言動に繋がります。これは、自己評価のアップに役立ち、同時にチームメンバーのエンゲージメントを高めることにもつながります。主体的なメンバーが増えると、チーム全体の議論は活発になり、生産性の向上に大きく寄与します。

チーム環境の変革

ポジティブ・フィードバックは、チームの雰囲気を変える力を持っています。積極的な意見交換が促され、生産性の向上はもちろん、よりクリエイティブで前向きな職場環境を創出します。これは、単に業績を向上させるだけでなく、チームの絆や信頼関係を深める効果も期待できます。

ポジティブ・フィードバックは褒めることとは違う

ポジティブ・フィードバックの本質は、相手を褒めることではありません。それは、あなたが心から感じた「良いな」という思いを、素直に相手に伝えることです。この小さなやり取りが積み重なることで、職場はより協調的でポジティブな環境へと変わります。自信を持つことは、一歩を踏み出す勇気に直結し、これが個人の成長、そしてチームの進化に繋がります。

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この記事を書いた人

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本間 季里

産業医、伝え方コーチ、ストレングス・コーチ

大学卒業後、小児科医・免疫学の基礎研究者を経て、2017年より、世代の違い・価値観の違い、利害の対立など、葛藤や緊張を伴う難しい関係性のなかで、それでも妥協点を見つけて協調していくための伝え方を提案し、個人と組織の両方にアプローチできる産業医・伝え方コーチとして活動中。

セッション数は7年間でのべ3000回以上、これまで300名を超える方々に伝え方の講座や研修を提供し、満足度が90%以上です。

資格:医師・医学博士・日本医師会認定産業医
NPO法人アサーティブジャパン会員トレーナー

Gallup認定ストレングス・コーチ

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