ポジティブ・フィードバック:自信の源、チーム活性化のカギ

産業医・伝え方コーチの本間季里です。

あなたは、ポジティブ・フィードバックがきっかけになって、はずみがついた、自信が持てたということありませんか?ポジティブ・フィードバックは自信の源、チーム活性化の鍵なのです。

自信を育む小さな一言

職場でのコミュニケーションは、日々の業務の質や生産性に直結します。その中で、ポジティブ・フィードバックは特に重要な役割を果たします。例えば、同僚が日頃から行っている助けになる行動に対して、「それはとてもいいね。いつも助かっているよ」と素直に伝えるだけで、その人は自分の行動に肯定的な確信を持つようになります。このようなシンプルなフィードバックは、相手を持ち上げることではなく、純粋な感謝や評価を表現することです。

主体性の芽生え

自分の行動や考えに確信を持つことは、より主体的な言動に繋がります。これは、自己評価のアップに役立ち、同時にチームメンバーのエンゲージメントを高めることにもつながります。主体的なメンバーが増えると、チーム全体の議論は活発になり、生産性の向上に大きく寄与します。

チーム環境の変革

ポジティブ・フィードバックは、チームの雰囲気を変える力を持っています。積極的な意見交換が促され、生産性の向上はもちろん、よりクリエイティブで前向きな職場環境を創出します。これは、単に業績を向上させるだけでなく、チームの絆や信頼関係を深める効果も期待できます。

ポジティブ・フィードバックは褒めることとは違う

ポジティブ・フィードバックの本質は、相手を褒めることではありません。それは、あなたが心から感じた「良いな」という思いを、素直に相手に伝えることです。この小さなやり取りが積み重なることで、職場はより協調的でポジティブな環境へと変わります。自信を持つことは、一歩を踏み出す勇気に直結し、これが個人の成長、そしてチームの進化に繋がります。

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本間 季里

少人数の会社でも産業医が必要な理由
産業医・伝え方コーチ:本間季里

「社員一人ひとりが健康的に働き、会社が成長していける職場を目指したい」という理念のもと、心身の健康を支える産業医です。

少人数の職場では、産業医のサポートによる健康管理や職場環境の改善が会社の成長に直結します。そこで、従業員50人未満の会社の産業医業務に特に力を入れています。

私の産業医としての強みは、傾聴、質問、わかりやすいアドバイス、的確な判断の4つのアプローチを組み合わせ、経営者と社員の支援を行っています。10年以上の経験を持ち、日立製作所、長崎大学など、幅広い業種で産業医を務めてきました。

企業規模に関わらず、経営者が経営に専念でき、社員が心身ともに健康で働ける職場の実現を目指します。

資格:日本医師会認定産業医・医学博士
アサーティブジャパン会員トレーナー
コーチングプラットフォーム認定コーチ
Gallup社認定ストレングス・コーチ

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