ブログ記事で心がけたい3つのポイント

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ブログ記事で気をつけたい3つのポイント

私は産業医ではありますが伝え方コーチでもあるので、伝え方の一つとしてのブログ発信の相談を受けることがあります。

言いたいことが伝わっているかを見てほしい、という趣旨のご相談が多いのですが、私が確認するポイントは3つです。

1)特定のあの人に向けて書いている?

2)メッセージは一つ

3)最後に読者に行動を促すポイントが書かれている?

では一つ一つ説明していきますね。

誰にむけて書いているのか?

常に特定の「あの人」に向けて記事を書くようにします。「あの人」を決めておかないと、漠然とした「みなさん」「あなたがた」に向けて書くことになります。そうすると記事全体の言いたいことがぼやけてしまうのです。

「いやいや、『特定のあの人』に向けて書いたら、世間の大多数の人には刺さらなくなっちゃうでしょ」と思ったかもしれません。

しかし、実際には逆なんですね。

例えば、あなたは先日食事に行ったレストランの記事を書いたとします。記事を届けたい相手は実は娘さんだったそうです。

「ちょっと贅沢をして家族とレストランで食事をした。少し前までは、子供も含めた家族でこんな高級レストランには行けなかった。子どもがじっとしていられない年齢だったから。

でも今日は、家族全員で食事を楽しんだ。娘はいつの間にこんなに大人びてきたんだろう、と少し驚いた。

もうちょっとしたらこんなふうに家族全員で食事に来ることもなくなるのかもしれないと、ちょっぴり感傷的になった」という文章を付けて、レストランの紹介をしたとします。

すると、この文章を読んで刺さるのは娘さんだけでしょうか?

いえ、実は大切な人がいるすべての人に刺さる文章になるのです。

書き手にとって想定しているのは娘さんでも、読み手は、「娘さん≒大切な存在の人」と変換しながら読むのです。

だからこの記事を読みながら、ある人は

「(自分にとって大切な存在である)高齢の両親と、今度食事に行こうかな。しばらく行っていなかったな。そういえば、うなぎを食べたいって言ってたっけ」と思うかもしれない。

別の人は

「そうだ。うちの子も気づいたらもう家に寄り付かなくなっていたっけ。寂しかったな。でも、夫を誘って久しぶりに外食しようかな。こういう穏やかな毎日って決して永遠じゃないんだよな」

と思うかもしれません。

このように特定の誰かに向けて書いた記事だとしても、読み手は自分に引き付けて解釈をしてくれるもの。むしろ、伝えたいことがシャープになる分、自分に引き付けやすくもなるわけです。

メッセージは1記事1メッセージ

これは多くの方がどこかで聞いたことがあるかもしれません。一つの記事には一つのメッセージ。

いくつものメッセージを盛り込むと、読者はどれが言いたいことなのか混乱してしまうのです。

「そんな!いくら読解力が落ちたと言ったって、そういうことはないでしょう!」と思うかもしれません。

でも実際には一度にいくつものことを言われると、人間は考えるのをあっさりと辞めてしまう動物なんです。

まさにそういう場面を目の当たりにしたときのことを書いたブログ記事はこちらです。熱くなるアドバイザーと、どんどんテンションが下がるコメントを貰う立場のひと・・・

↓  ↓  ↓

https://kiri3.com/archives/3773

このように、五月雨式に一度にアレモコレモと言われると混乱するのが私達。だから、どうしても複数のことを言うときは、はじめに「3つのことを言います」と言っておくのが良いですね。

ブログ記事の場合も同じ。言いたいメッセージは一つに絞りましょう。

最後に読者に行動を促すポイントを書く

自分の専門性を生かした情報、ちょっとオトクな情報を書いたときには、最後に読者が今日から行動できるポイントを付けましょう。それにより、「この記事を読んで得したなあ。またこの人の記事読んでみたいな」という気持ちになってもらえます。

ウォーキングと幸せホルモンのセロトニン分泌の話なら、「明日から、朝の涼しい時間に15分から散歩をしてみませんか?散歩の終盤にはセロトニンが分泌されてくるに違いありません」と、明日からウォーキングを促す一文を。

便利な家電の話なら、家電レンタルサービスのURLとともに「まずはレンタルから初めて使い勝手を試してみませんか?」という一文を。

こんなふうに、まずどんな行動をしたら良いのかがわかると、読者のお得感もアップしますし、ブログの価値も感じてもらいやすいですよね。

ブログ記事に限りませんが、この3つのポイントを抑えることであなたのブログ記事がワンランクもツーランクもアップするでしょう。ぜひ、お試しください。

明日は、大変お得な発表がありますよ!お楽しみに!

伝え方に興味がある方はぜひ、ご登録ください。読むだけで、伝え方に関する視点が増え、知らず知らずのうちにあなたの伝え方が変わっていきます。

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この記事を書いた人

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本間 季里

産業医、伝え方コーチ、ストレングス・コーチ

大学卒業後、小児科医・免疫学の基礎研究者を経て、2017年より、世代の違い・価値観の違い、利害の対立など、葛藤や緊張を伴う難しい関係性のなかで、それでも妥協点を見つけて協調していくための伝え方を提案し、個人と組織の両方にアプローチできる産業医・伝え方コーチとして活動中。

セッション数は7年間でのべ3000回以上、これまで300名を超える方々に伝え方の講座や研修を提供し、満足度が90%以上です。

資格:医師・医学博士・日本医師会認定産業医
NPO法人アサーティブジャパン会員トレーナー

Gallup認定ストレングス・コーチ

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