リモートワークで雑談ができなくなったからストレスがたまる、と聞くが、そもそもオフィスワークのときに雑談が十分できていたのか?問題。

リモートワークになって、ちょっとした雑談ができないので孤独感が募る、ストレスが溜まる、という話をよく聞きます。そう言っているあなたに問いたい。

「そもそもオフィスワークのときに雑談が十分できていたのか?」

雑談もできない関係で、業務上の問題を上へ上げることなどできるはずもありません。問題は小さなうちに共有し、解決するのが大切です。その鍵を握るのが、雑談ができる関係性なのかどうか?そういう意味で雑談はとても重要な指標となっている、と考えます。

雑談ができるからと言って、必ずしも問題を小さなうちに共有できる関係性が構築できるかどうかはわからない。でも、雑談もできない関係で、問題を小さなうちに共有できるはずはない。

もちろん、リモートワークになって雑談の重要性に気づいたのは良かったことですし、リモートワークのなかでどう雑談できる場を作り上げていくのか、ということは大切でしょう。しかし、場があっても、そもそも雑談できる関係が構築されていないチームでは宝の持ち腐れです。

今回のリモートワーク導入前に、そもそも自分たちは雑談ができるチームだったのかどうか。もし、Noであれば、心してリモートワークの中に雑談の場を作らねばならないはずです。

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本間 季里

少人数の会社でも産業医が必要な理由
産業医・伝え方コーチ:本間季里

「社員一人ひとりが健康的に働き、会社が成長していける職場を目指したい」という理念のもと、心身の健康を支える産業医です。

少人数の職場では、産業医のサポートによる健康管理や職場環境の改善が会社の成長に直結します。そこで、従業員50人未満の会社の産業医業務に特に力を入れています。

私の産業医としての強みは、傾聴、質問、わかりやすいアドバイス、的確な判断の4つのアプローチを組み合わせ、経営者と社員の支援を行っています。10年以上の経験を持ち、日立製作所、長崎大学など、幅広い業種で産業医を務めてきました。

企業規模に関わらず、経営者が経営に専念でき、社員が心身ともに健康で働ける職場の実現を目指します。

資格:日本医師会認定産業医・医学博士
アサーティブジャパン会員トレーナー
コーチングプラットフォーム認定コーチ
Gallup社認定ストレングス・コーチ

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