コミュニケーションを変えるコツ:忘れた頃に「変わりましたよね」と言われることをイメージする

こんにちは。産業医・伝え方コーチの本間季里です。世代の違い・価値観の違い、利害の対立など、葛藤や緊張を伴う難しい関係性のなかで、それでも妥協点を見つけて協調していくための伝え方をご提案します。「頭でわかった」ではなく、実際にやれるまでしっかり寄り添います。

意を決して、自分の言動を変えてみた!なのに、周囲は怪訝な顔して警戒心丸出しで、がっかり落胆する→第一の壁

それは人間として当然の反応なんだから、それにめげずに変化を継続する→第二の壁

ということを過去2回のブログでお伝えしました。

https://kiri3.com/archives/2751

https://kiri3.com/archives/2763

だからこそ、伝え方を変えるには継続できる持続可能な変化にすることが大切です。

今までほとんど挨拶もしなかったという人ならば、毎朝挨拶をするということから始めてみたらどうでしょう。というくらいの持続可能なレベルの変化をとにかく続けてみる。

思い切って、朝のオフィスで挨拶をしてみた。部下の△さんが、「おお!、〇〇さん、挨拶してくれたってことは。。。自ら変わろうとしているんですね!!」などという、安易なドラマに出てくるような場面はある訳ない!それでも腐らず、続けてみる。

すっかり習慣化して、忘れた頃に、「〇〇さんって、変わりましたよね」とじんわりと言われる。そんなことをイメージするといいかもしれません。

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キンドル出版しました

産業医として、伝え方コーチとして、毎日たくさんの方の話を聞いてきた経験を元に、「自分が疲れない話の聞き方のポイント」についてまとめた本です。
相手の役に立ち、親身に寄り添うことで、温かい関係性を作りながらも自分が疲れずに関わっていくためのコツが書かれています。
特に、身につけるスキルよりも、手放すとうまくいく考え方に多くのページを割いて、わかりやすい事例とともに解説しました。

この記事を書いた人

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本間 季里

産業医、伝え方コーチ、ストレングス・コーチ

大学卒業後、小児科医・免疫学の基礎研究者を経て、2017年より、世代の違い・価値観の違い、利害の対立など、葛藤や緊張を伴う難しい関係性のなかで、それでも妥協点を見つけて協調していくための伝え方を提案し、個人と組織の両方にアプローチできる産業医・伝え方コーチとして活動中。

セッション数は7年間でのべ3000回以上、これまで300名を超える方々に伝え方の講座や研修を提供し、満足度が90%以上です。

資格:医師・医学博士・日本医師会認定産業医
NPO法人アサーティブジャパン会員トレーナー

Gallup認定ストレングス・コーチ

詳しくはこちらのプロフィールをご覧ください。