コミュニケーションを変えるコツ:忘れた頃に「変わりましたよね」と言われることをイメージする

こんにちは。産業医・伝え方コーチの本間季里です。世代の違い・価値観の違い、利害の対立など、葛藤や緊張を伴う難しい関係性のなかで、それでも妥協点を見つけて協調していくための伝え方をご提案します。「頭でわかった」ではなく、実際にやれるまでしっかり寄り添います。

意を決して、自分の言動を変えてみた!なのに、周囲は怪訝な顔して警戒心丸出しで、がっかり落胆する→第一の壁

それは人間として当然の反応なんだから、それにめげずに変化を継続する→第二の壁

ということを過去2回のブログでお伝えしました。

https://kiri3.com/archives/2751

https://kiri3.com/archives/2763

だからこそ、伝え方を変えるには継続できる持続可能な変化にすることが大切です。

今までほとんど挨拶もしなかったという人ならば、毎朝挨拶をするということから始めてみたらどうでしょう。というくらいの持続可能なレベルの変化をとにかく続けてみる。

思い切って、朝のオフィスで挨拶をしてみた。部下の△さんが、「おお!、〇〇さん、挨拶してくれたってことは。。。自ら変わろうとしているんですね!!」などという、安易なドラマに出てくるような場面はある訳ない!それでも腐らず、続けてみる。

すっかり習慣化して、忘れた頃に、「〇〇さんって、変わりましたよね」とじんわりと言われる。そんなことをイメージするといいかもしれません。

この記事を書いた人

アバター画像

本間 季里

少人数の会社でも産業医が必要な理由
産業医・伝え方コーチ:本間季里

「社員一人ひとりが健康的に働き、会社が成長していける職場を目指したい」という理念のもと、心身の健康を支える産業医です。

少人数の職場では、産業医のサポートによる健康管理や職場環境の改善が会社の成長に直結します。そこで、従業員50人未満の会社の産業医業務に特に力を入れています。

私の産業医としての強みは、傾聴、質問、わかりやすいアドバイス、的確な判断の4つのアプローチを組み合わせ、経営者と社員の支援を行っています。10年以上の経験を持ち、日立製作所、長崎大学など、幅広い業種で産業医を務めてきました。

企業規模に関わらず、経営者が経営に専念でき、社員が心身ともに健康で働ける職場の実現を目指します。

資格:日本医師会認定産業医・医学博士
アサーティブジャパン会員トレーナー
コーチングプラットフォーム認定コーチ
Gallup社認定ストレングス・コーチ

詳しくはこちらのプロフィールをご覧ください。